ビットコインから分裂してできた通貨にビットコインキャッシュやビットコインゴールドなどがある。それとは別にビットコインの派生通貨と言える通貨として、ラップドビットコインというものもある。これはどういう仮想通貨なのか?
仮想通貨の中でも最大の規模を持つビットコイン(BTC)だけに、派生通貨や関連通貨もいろいろある。主なものはこれまでビットコインから分裂してできたビットコインキャッシュ(BCH)やビットコインゴールド(BTG)など。
しかしそれらとは別のビットコイン派生通貨として、ラップドビットコイン(WBTC)というものもある。ではこれは一体どういう通貨なのか?
ラップドビットコインの特徴を簡単に言うと、「イーサリアムのネットワーク上で使えるようにしたビットコイン」になる。レートはビットコインと1対1で交換ができる、つまりビットコインと連動している。
イーサリアムのネットワーク上で使用される通貨やトークンは「ERC-20」という共通規格を用いており、ラップドビットコインもERC-20を使っている。
ラップドビットコインの簡単な特徴はそれだけだが、最近はこの通貨の発行量が増えてきている。2019年初頭から流通し始めたばかりだが、2021年1月現在で約11万枚発行されている。
もちろん本家ビットコインは1,800万枚も発行されているので、それに比べるとずっと少ない。だがラップドビットコインはイーサリアムのネットワーク上で発行されるトークンの中で、時価総額6位にあると言われる。
とはいえ仮想通貨の個人投資家にとって、今のところラップドビットコインのことを気にする必要はあまりない。というのもラップドビットコインの値動きはほぼビットコインと同じなので、ビットコインを買う以上に利益を出せる見通しはない。
また日本の仮想通貨取引所でラップドビットコインを扱っている所もない。海外の取引所は日本に比べて取り扱い通貨数が遥かに多い所もあり、中にはラップドビットコインを扱っている取引所がある。だが規制が厳しい日本では取引所が扱う仮想通貨数は10種前後と少なく、ラップドビットコインも扱われていない。
仮想通貨が登場してまだ10年あまりしか経っておらず、この世界はまだまだ発展途上にある。ラップドビットコインのような特定のネットワーク上で使用できる仮想通貨は、今後増えていくことも考えられる。
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