Appleが31日のNY株式市場終了後に第3四半期の決算を発表。売上高・純利益ともに前年同期比9%増で、かつ同社の過去最高値となった。しかし1日のNY株式市場は全体の地合の悪さもあり、同社の株はさえない動きとなっている。
iPhoneなどを開発・販売するApple(銘柄コード:AAPL)が、31日のNY株式市場終了後(日本時間1日早朝)に第3四半期(4~6月期)の決算を発表した。
その内容によると、売上高は前年同期の858億ドル(現在のレートで約12兆7000億円、以下同じ)から9%増の940億ドル(約13兆9000億円)で、市場予想の886億ドル(約13兆1000億円)を上回った。この売上高は同社として過去最高となった。
純利益は前年同期の214億ドル(約3兆1700億円)から9%増の234億ドル(約3兆4600億円)。EPS(1株あたりの利益)は1.57ドルで、市場予想の1.42ドルを上回った。純利益も売上高と同様、Apple創業以来の最高値を記録した。
部門別の売り上げを見ると、主力のiPhone部門は前年同期比13%増の446億ドル(約6兆6000億円)、パソコンのMac部門は同15%増の80億5000万ドル(約1兆1900億円)、タブレットのiPad部門は同8%減の65億8000万ドル(約9,700億円)、Apple Watchなどのウェアラブル部門は同8.5%減の74億ドル(約1兆1000億円)、そしてサービス部門は同13%増の274億ドル(約4兆円)だった。
地域別の売上高は、南北アメリカが前年同期比9%増の412億ドル(約6兆1000億円)、欧州が同10%増の240億ドル(約3兆5500億円)、大中華圏が同4%増の153億7000万ドル(約2兆2700億円)、日本が同13%増の58億ドル(約8,600億円)、そして他のアジア太平洋地域が同20%増の76億7000万ドル(約1兆1300億円)だった。
部門別ではiPad部門とウェアラブル部門で売上が減少していたものの、他部門の売上増でカバーした。一方地域別では全ての地域が伸びていた。
そして来期・7~9月期の売上高見通しについては、今期より「1桁の半ばから後半程度になる」と述べられていた。これはつまり5~9%程度の増収になることを意味し、事前に市場で予想されていた数字より高い。
増収増益で売上高・純利益とも過去最高値だったことから、発表直後の時間外NY株式市場でApple株は前日終値の207.57ドルより2%ほど高い211~212ドルで推移した。
だが1日夜に発表された米7月雇用統計が予想を下回り、さらに6月の数字も大幅下方修正されたことでこの日のNY株式市場の地合が大幅悪化。Apple株は前日終値より高い210.89ドルから始まったものの、その後203ドル台まで下げる場面もあった。
1日はNY株式市場全体が下落しているのでApple株も軟調な展開となっているが、決算は増収増益でかなり良好な内容だ。市場の地合が好転すれば、Apple株もまた上昇基調になることは十分考えられる。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。