日本時間の4日早朝にAmazonの4~6月期決算を発表。売上高は前年同期比で11%増加し、純損益は前年同期の赤字から黒字に転換した。良好な決算を受けて4日のNY株式市場ではAmazon株が8%上昇した。
3日のNY株式市場終了後(日本時間4日早朝)に、Amazon(銘柄コード:AMZN)が4~6月期の決算を発表した。
その内容によると、売上高は前年同期の1,212億ドル(現在の為替レートだと約17兆2000億円、以下全ての過去の数字も同じ)から11%増の1,344億ドル(約19兆円)で、市場予想の1,314億ドル(約18兆6500億円)を上回った。
純損益は前年同期の20億3000万ドル(約2,880億円)の赤字から67億5000万ドル(約9,580億円)の黒字に転換。EPS(1株あたりの利益)は0.65ドルで、市場予想の0.35ドルを上回った。
部門別の売上高を見ると、北米部門が前年同期比11%増の825億ドル(約11兆7000億円)。国際部門が同10%増の297億ドル(約4兆2200億円)、クラウドのAWS部門が同12%増の221億ドル(約3兆1400億円)だった。
クラウドも他部門と同様に2桁の伸びを示したもの、前年同期・2022年4~6月期のAWS部門は前年同期比33%も伸びた。これまで常に高い伸びを見せてきたクラウドだが前期の2023年1~3月期は前年同期比16%と過去最低の伸びで、今期もまた過去最低を更新した。
前年同期・2022年4~6月期が赤字だったのは、出資しているEVメーカー・リヴィアン・オートモティブ(銘柄コード:RIVN)の株価が下落したためだ。リヴィアン社は2021年11月に上場したものの、その後しばらくの間は株安が継続。
2022年1~3月期と4~6月期はリヴィアン株の下落のため2期連続で数十億ドルの損失を計上し、その結果2期連続の巨額赤字となった。しかし今年になってリヴィアン株は下げ止まっており、それがAmazonの業績改善につながった。
来期・2023年7~9月期の見通しは、売上高が1,380億ドル(約19兆6000億円)から1,430億ドル(約20兆3000億円)。営業利益は55億ドル(約7,800億円)から85億ドル(約1兆2000億円)になるとされた。
良好な決算を受けて4日のNY株式市場でAmazon株は大幅上昇した。前日を128.91ドルで終えた同社の株は、4日は序盤から上昇して一時は11%以上高い143.63ドルに。市場後半には上げ幅を縮小して終値は8.3%高の139.57ドルだった。
2022年前半はリヴィアン社の株価下落で一時的に赤字が続いたAmazonだが、その基幹事業には揺るぎはないようだ。
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