昨年7月から運用されている株式市場の新しい指数・JPXプライム150を原資産とした先物「JPXプライム150指数先物」が、3月18日から取引開始となる。大阪の先物市場にまた新たな商品が加わる。
日本の株式市場では、昨年7月3日からJPXプライム150という新しい指数が算出・運用されている。運用開始から半年強経ったこの指数だが、3月18日月曜にはこの指数を原資産とした先物であるJPXプライム150指数先物(以下、「150先物」)が上場される。
ではまず原資産のJPXプライム150とはどのような指数なのか?これは名前の通り、東証のプライム市場に上場している企業のうち150銘柄を厳選して、それらから算出された指数。
銘柄選定の基準となるのは「市場評価」と「資本収益性」の2つの指標。1つ目の市場評価とはまず企業の株価と純資産の比を数字にしたPBR(株価純資産倍率)を使う。PBRが1倍以上になっていることを条件に、時価総額の大きい銘柄を75銘柄選定する。
もう1つの「資本収益性」とは、「ROE(株主資本利益率)-株主資本コスト」の式で計算されるエクイティ・スプレッドの値を使用する。そしてこちらの基準でも75銘柄選び、上記の75銘柄と合わせて合計150銘柄になる。
JPXプライム150は去年5月26日時点の計算結果を1,000とした相対値で表され、「円」などの単位はつかない。そして今年2月15日の終値時点では1,155.39だった。
そして先物だが、150先物は1取引単位がJPXプライム150の1,000倍になる。つまり2月15日時点の水準で見ると1単位あたり約110万円分の取引が行われる。証拠金額はまだ発表されていないが、おそらく1枚あたり10万円未満になるのではないか。
限月は3月、6月、9月、12月と3ヶ月ごとに設定され、直近5限月が市場で取引される。3月18日上場で今年の3月限が取引されることはないので、上場直後は2024年6月限~2025年9月限までが売買されることになるだろう。
それ以外の取引概要は、日経225先物など現在大阪で上場されている各指数先物にほぼ準じる。取引時間は日中立会が午前8時45分から午後3時15分で、昼休みはない。そして夜間立会は午後4時半から、翌朝の午前6時までになる。
他の先物と同様に祝日の大半では祝日取引が実施される。また過度な変動を防ぐために前日の終値から上下8%などの制限値幅があり、また大きな変動があるとしばらく取引を中断するサーキット・ブレーカー制度もある。
現在の指数先物市場では日経225先物が他の指数先物に比べて圧倒的に出来高が多いが、150先物のような新銘柄がどこまで出来高を増やせるだろうか。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。