2020年になって株式市場は非常にボラティリティの高い相場が続いてきた。一方仮想通貨市場では上がった通貨・下がった通貨とまちまちだが、年初から6月上旬までに4.5倍も高騰した通貨がある。それがカイバーネットワークだ。
2020年になってCOVID-19(新型コロナウイルス)が世界的に大流行しており、世界中の社会・経済や金融市場が大きな影響を受けている。株式市場はCOVID-19の影響で2~3月に空前の大暴落となり、3月16日にはNYダウが2,997ドルも下落した。
そして仮想通貨市場の方は、上がった通貨もあれば下がった通貨もありまちまちな動きをしている。ビットコインは元日には78万円付近だったが、6月9日には105万円と35%ほど上昇。
イーサリアムは年初には15,000円だったレートが、6月9日までに70%以上上昇し26,000円台になった。リップルは6月9日になっても年初とほぼ同じ水準の21,000円台に留まっている。
しかしこのような状況の中、今年になってから6月上旬までに4.5倍にも高騰した仮想通貨がある。それがカイバーネットワーク(KNC)だ。KNCは年明け時点では20円だったが、6月9日には93円と4.5倍以上になった。
ではKNCとはどういう仮想通貨なのか?そもそもこの仮想通貨は通貨だけで存在するのではなく、同名のカイバーネットワークという仮想通貨交換ができる取引所が発行している通貨だ。
カイバーネットワークは取引所だが、特定の拠点を持たない分散型取引所(DEX)となる。とはいえ業務のためにはオフィスが必要で、ベトナムとシンガポールにオフィスを持っている。
ユーザーはカイバーネットワークを通して、仮想通貨同士の交換や送金といった仮想通貨関連サービスを受けることができる。そして独自仮想通貨としてのKNCを発行している。
カイバーネットワークの利用手数料はKNCでも支払えるが、今のところ必須ではない。一方で将来的にはKNCのホルダーが会社が決定する事項に対して投票を行えるようになるなど、特典が付与されるという。
いわばKNCは何も裏付けがない仮想通貨ではなく、カイバーネットワークという企業の裏付けがある。カイバーネットワークが将来成長すればKNCも高騰する可能性が高いので、カイバーネットワークの株のような存在になっている。
これは世界最大級の取引所であるBinanceが発行するバイナンスコインに似ている、バイナンスコインもBinanceという裏付けがあるため、仮想通貨としてはかなり後発ながら2020年6月現在で時価総額7位にまで成長した。KNCが2020年になって上昇したのも、カイバーネットワークの事業が堅調なためと見ることができる。
現在仮想通貨はビットコインが最強の存在で、イーサリアムなどいくつかの通貨がそれに続いて上位を形成している。この寡占状態をただの仮想通貨が崩すことは難しく、KNCやバイナンスコインのように取引所の裏付けがないと新しい仮想通貨は普及しにくいだろう。
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