昨年からビットコイン購入を基幹事業としたメタプラネットという企業があるが、その企業の株が4月から高騰しており今週26日もストップ高をつけた。
メタプラネット(銘柄コード:3350)という上場企業がある。この企業は1999年に創業され、その後はずっとホテル事業が基幹事業だった。2004年には上場も達成した。
しかしメタプラネットは昨年4月から方向を大きく転換し、大規模なビットコイン(BTC)の購入を開始。同年12月18日にはビットコインの購入・保有を「ビットコイントレジャリー事業」と称して基幹事業にすることを決定した。
同社のビットコイン保有量は昨年9月末時点で400枚程度だったものの、その後は基幹事業化を経てビットコインの購入が加速。特に2025年になってからは、社債を発行してビットコインを購入することを繰り返してきた。
ここ1ヶ月あまりはこれまで以上のペースで購入しており、4月21日に40億2000万円で300枚、4月24日に19億2600万円で145枚、5月7日に76億7200万円で555枚、5月12日に184億2600万円で1,241枚、そして5月19日には151億9500万円で1,004枚を購入した。
この期間だけで約472億円もの金額を費やして2,845枚のビットコインを購入した。5月19日の購入が完了した時点で、同社の保有するビットコインは合計7,800枚、購入総額は約1,050億円になった。
この時点でメタプラネットは世界のビットコイン保有企業数ランキングで8位につけた。1位はアメリカのマイクロストラテジー(銘柄コード:MSTR)という企業で57万枚以上と圧倒的な数を保有しているが、2位の企業は4万6000枚でマイクロストラテジーとは10倍以上の差がある。
そしてメタプラネットの株は、購入開始以来急上昇している。ビットコイン購入開始前の2023~24年初頭は20円付近で低迷していた同社の株だが、購入を始めた2024年春頃から上昇。
特にここ最近は連日のようにストップ高を見せている。5月19日は683円で終えた同社の株は、20日には783円のストップ高、21日には933円のストップ高、22日には1,083円のストップ高と3日連続ストップ高をつけた。
23日は一転して暴落相場となり、ストップ安の783円をつけた末に816円で終了。だが今週明け26日はまたストップ高の966円まで上昇した。これで直近5営業日中4営業日はストップ高。そして株価は2023年末時点から見て40倍以上にも暴騰したことになる。
すさまじい上昇だが、メタプラネット株は2013年春に分割等調整済の価格で3,000円以上と現在の3倍以上に上昇し、1年後には10分の1にまで暴落したことがある。このようにメタプラネット株は時折暴騰する銘柄であり、暴騰後高値を維持するとは限らない。今回の暴騰は、2013年ものとは違い本物の上昇となれるだろうか。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。