日本の連休が明ける5月7日水曜に、イーサリアムの大型アップデート「ペクトラ」が実装される。そして次の大型アプデ「フサカ」も2025年中に予定されている。
イーサリアム(ETH)は定期的に大型アップデートを行って仕様を更新しており、ここ数年は平均して見ると1年に1回程度の頻度で大型アプデを行ってきた。
そして次の大型アプデ「ペクトラ(Pectra)」が、日本がちょうど連休明けとなる5月7日水曜に予定されている。このペクトラという言葉は造語で、チェコの首都である「プラハ(Prague)」と「エレクトラ(Electra)」という2語が合成されて生み出された。もともとプラパとエレクトラは2つのアプデだったのだが、それらが統合されて1回のアプデになり名前自体も合成された。
ペクトラは2月から事前テストが行われ、3月26日には最終的な実装リハーサルが行われて問題のないことが確認された。そして4月中には実装の日程が5月7日と決まった。
ペクトラで変更される点はいろいろあるが、重要な変更内容の1つにガス代がイーサリアム以外でも支払えるようになるものがある。ガス代は仮想通貨を取引する時に支払う手数料のようなものだが、日本の取引所で取引する分にはあまり意識する必要はない。しかし海外のDEX(分散型取引所)などで仮想通貨を取引する場合に支払う必要がある。
これまでイーサリアムのチェーン上にある仮想通貨・トークンを取引する時のガス代はイーサリアムでしか支払えなかったが、ペクトラ実装後はUSDコイン(USDC)を含むERC-20規格の仮想通貨・トークンで支払える。
もう1つの重要なアプデは、ステーキングを行うバリデーターが1つのノードでできる上限量がこれまでの32ETHから64倍の2048ETHに増やされること。このアプデでバリデーターのコストが下がるので、イーサリアムのステーキング報酬が引き上げられる可能性がある。
そしてさらに次の大型アプデが2025年中に行われる予定になっている。次の大型アプデは「フサカ(Fusaka)」という名前で、これは「フル(Fulu)」と日本の都市名である「オオサカ(Osaka)」の名前を持つ2つのアプデを統合したもの。
フサカのアプデ内容はまだ議論されているところだが、最近になってイーサリアムのスマートコントラクトのコードを改良しようという提案が却下されたことがわかった。
フサカが今年中に実行されるとすれば、ペクトラから約半年後に次の大型アプデが行われることになる。このような短い間隔での連続大型アプデは珍しいが、それだけイーサリアムの進化は続いているということか。
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