一般的なNFTは、イーサリアムのブロックチェーン上で生成されるものを指す。しかし今年からサービスが始まったビットコインのブロックチェーン上で生成されるNFTが、わずか3ヶ月あまりで急速に利用拡大が進んでいる。
すでにかなり普及して知名度も高まっているが、NFTとは「Non-Fungible Token」の略。画像や音声などデジタルデータにブロックチェーンを利用した識別情報をつけて、コピー不可としたもの。それをマーケットプレイスと呼ばれるサイトなどで売買する。
2021年頃から急速に普及してきたNFTだが、これまでのNFTはイーサリアムのブロックチェーンで生成されるものが主流だった。そしてNFTの普及がここ2~3年のイーサリアム価格上昇を後押ししてきたとも言われる。
しかし今年1月21日に立ち上げられたビットコインのブロックチェーンを利用したNFT、つまりビットコインNFTが、わずか3ヶ月半で急速に利用が拡大している。ビットコインNFTは基本的にはイーサリアムのNFTと同じだが、1つの違いとしてビットコインNFTでは画像データがブロックチェーン上に保存される点がある。イーサリアムのNFTでは画像データは別の場所に保存される。
ビットコインNFTを立ち上げたプロジェクトは「Ordinals(オーディナルズ)」と呼ばれ、Casey Rodarmor氏というエンジニアが主導している。
Dune.comというサイトでは、ビットコインNFTの立ち上げ時から現在までの生成されたNFT数の統計を見ることができる。NFTの正式な数え方として「枚」を使用するべきかどうかは議論が必要かもしれないが、ここではとりあえず「枚」を使う。
Dune.comによると正式立ち上げの1月21日の前日・20日までには合計でわずか18枚と、まだ極めて少なかった。しかし正式立ち上げ後の2月や3月には、1日あたり1万枚を超える日が目立つようになった。
日本が連休に入った頃には爆発的に増え、4月29日には223,311枚、30日には307,365枚、5月1日には372,832枚と3日連続で過去最高を更新。2日以降は1日のピークより減少しているが、4日時点での合計枚数は350万枚を超えた。
NFTに使用されていることに加え、イーサリアムはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)からPoS(プルーフ・オブ・ステーク)への移行を完了。ここ最近はイーサリアムがいろいろな面でビットコインより一歩先を行っていた。
だがビットコインNFTの普及が進めば、ビットコインも改めて見直されることだろう。ビットコインの仮想通貨トップの地位はまだまだ揺るぎない。
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