アメリカで寒波が襲来しており、特に南部のテキサス州が大きな被害を受けている。この寒波によって、石油関連施設が操業を停止し原油が高騰するなど影響が多方面に広がっている。
2月になってアメリカ南部を寒波が襲っており、特にテキサス州が大きな被害を受けている。テキサス州の被害が拡大しているのは、単に寒波が襲ってきたからだけではない。南部なので本来はあまり寒くならない地域であり、人々や各種施設が寒波への備えができておらず、また寒さに対応する設備が少ないことが大きな被害を生んだ。
被害はいろいろな面に及んでいるが、例えば断水や停電が広範囲で発生。断水は水道管が凍結することで発生したり、あるいは水が流れても水道管中で細菌などが繁殖し沸騰させないと飲めなくなったりしている。テネシー州メンフィスでは、水が出ないために空港が一時閉鎖される事態にまで発展した。
停電は発電施設の一部が操業を停止したことや、寒波によって暖房需要が異常に増大したことによる電力不足で生じた。突然の停電もあるが、日本でも2011年の東日本大震災直後に行われた計画停電などが実施されている。
そして停電だけではなく、電気料金高騰によって破産の瀬戸際にある家庭が増えている。日本では数年前に電力自由化によって、いろいろな料金体系を持つ複数の電力事業者を選べるようになった。しかしそれまでは東京電力など地域ごとに特定の事業者しかおらず、消費者は選択の自由がなかった。
一方アメリカは電力や水道なども政府機関ではなく民間企業が運営しており、当然ながら各サービスに複数の事業者が存在して消費者は選択することができる。
そのため料金体系も事業者ごとに違い、中にはエネルギー価格の変動によって毎月の電気代が大きく変動する電力会社もある。そういった料金体系で契約している場合、今月の寒波でエネルギー価格が跳ね上がったために、月の電気代が日本円で数十万円にもなったケースが見られる。
そして原油価格にも影響が出ている。寒波のために、寒さに不慣れな米南部の石油関連施設の多くが操業を停止。その影響で今月になって原油価格は上昇し、先週には昨年1月以来となる62ドルをつけた。
62ドルをつけた後はやや下落し週明け22日には59ドル付近で推移。しかし石油関連施設の本格的な操業再開には時間がかかると見られており、寒波の影響はまだしばらく続くと思われる。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。
iFOREXは数百銘柄の通貨、仮想通貨、商品、指数、ETF、株式をCFD形式で取引することができます。
方法は簡単、3ステップでCFD取引を注文できます。
iFOREXに今日参加すれば、次の素晴らしい特典パッケージがあなたのものに
25年以上信頼されるサービスプロバイダー
iFOREXグループは業界で最も大きく尊敬される企業の一つです。1996年に成功した銀行家のグループにより設立され、世界中の人の毎日の市場へのアクセスが目標です。
3つの主な約束
私たちは、提供するグローバルな取引商品の多様性と、使用する革新的な技術、常に向上し続けるカスタマーサービスで、業界のリーダーであり続けます。