仮想通貨・イーサリアムの価値が一瞬で3000分の1に?!

仮想通貨・イーサリアムの価値が一瞬で3000分の1に?!

著者 鳥羽賢
2017年06月26日

ビットコインなどと同じ仮想通貨の1つであるイーサリアムだが、先週になってアメリカの取引所で、一瞬で価値が3000分の1にまで大暴落するという事件が起きた。これは仮想通貨の取引市場がまだ不安定なものであることを示している。

アメリカの取引所で暴落

ビットコインの世界的な普及によって、仮想通貨はかなり市民権を得てきている。また今年になって日本で法改正が行なわれ、仮想通貨の取引所が実際の通貨のそれに近い形で運営されるようになったため、仮想通貨に投資をする者が激増しビットコイン価格が急騰している。

ただその一方、2014年には日本でビットコインの取引所を運営していたマウントゴックスが倒産するなど、仮想通貨の取引にはリスクも存在している。

そして先週になって、世界でビットコインに次いで2番目に普及していると言われる仮想通貨・イーサリアムの価値が、一瞬で3000分の1に落ち込むという信じられない事件が起きた。

まずはイーサリアムという仮想通貨について説明しておこう。イーサリアムとは、もともとはイーサリアム・プロジェクトというスマートコントラクトなどを実現するためのプラットフォームのことを指していた。スマートコントラクトとは、取引を行なう際に金銭と物の受け渡しだけではなく、将来も含めた履行条件も記録しておける取引システムのことだ。

イーサリアム・プロジェクトの中で使われる仮想通貨は「イーサー」と呼ばれていたが、その通貨がだんだんとイーサリアムという名前で呼ばれるようになった。

日本ではマウントゴックスの後Coincheckという取引所がビットコインの売買を行なっているが、そこがイーサリアムの売買も同時に行なっている。

ではこのイーサリアムの取引で、先週何が起こったのか?事件は日本時間の22日木曜未明に、アメリカのイーサリアム取引所・GDAXで起こった。それまでは1ETH(イーサリアム)=300ドル以上で取引が行なわれていたのだが、それが瞬時にして0.1ドルまで下落。つまりイーサリアムの価値が3000分の1以下に大暴落したことになる。ただしこの暴落は本当に一瞬で、数分後には300ドル付近までリバウンドしたという。この大暴落は売り注文が殺到したためとも言われるが、正確な原因は分かっていない。

ビットコインが特に今年になってから暴騰していることはすでに述べたが、イーサリアムもまた暴騰している。イーサリアム/円のレートは、2016年初頭には1ETH=100円程度だった。しかし特に今年に暴騰し、最近では30,000円を超えている。

ただその一方下げる時も急激で、先週のGDAXのような事件も起こりうる。仮想通貨の取引は実にハイリスク・ハイリターンと言える。

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