昨年後半は仮想通貨が世界的なブームになった。あそこまで大きなブームになったのは、価格の暴騰の他にもいくつか要因があるだろう。その1つに、仮想通貨はいくら価格が上がっても少額から投資可能だった点があると思われる。
昨年後半の仮想通貨ブームはすさまじかった。マスコミでは連日のように仮想通貨が取り上げられ、仮想通貨投資によって億万長者になった人々もマスコミに登場した。仮想通貨取引所には新規口座の申し込みが殺到し、対応が追い付かない取引所もあったほどだ。
これほど仮想通貨に対する新規の投資家が増えると、当然ながら仮想通貨の価格は暴騰。最大規模のビットコインは、2016年末の1枚≒10万円から2017年12月には230万円を超え、1年間で23倍もの大暴騰となった。
ここまで仮想通貨が大ブームになり価格が暴騰したのは多くの要因があるが、その1つに仮想通貨がいくら価格が上がっても少額投資が容易だった点があると思われる。
これは株と比較すると違いがわかりやすい。株は購入時に1株未満の小数単位で購入するということができない。株の最小投資単位は基本的には1株なのだ。ただし東証は現在「全ての株式の取引単位を100株に統一」する措置を行なっており、間もなく1株単位の銘柄はなくなりほとんどの株式は100株単位で取引されるようになる。
1取引単位が100株なので、投資家は100株買えるだけの資金がないと株式投資ができない。ある株が1,000円だとしたら、10万円を用意しないとその株を買えないのだ。10万円くらいならまだ良いが、その株が値上がりして5,000円になったら、100株分の50万円を用意しないと買えない。
さらに10,000円になったら、100万円ないと買えない。このあたりになると、株の初心者や少額で投資をしたい者にとってはかなりハードルが高くなる。株価が50,000円になって500万円ないと買えないとしたら、個人で買える者はかなり限られるだろう。ミニ株などの例外はあるが、基本的に株にはこのような性質がある。
しかし仮想通貨はこの点が違った。仮想通貨は1枚が取引の最小単位ではなく、0.1枚や0.01枚など小数の単位で取引ができる。だからビットコインの価格が100万円を超えても、少額の投資が個人にとって可能だったのだ。ちなみにどこまで小さい取引単位があるかは各取引所によって異なる。
仮想通貨はこのような性質があったからこそ、現在の価格に関係なく常に数万円程度の少額で投資が可能だった。それが資金の少ない投資家や初心者にとってもハードルを低くし、気軽に参入できる投資として大ブームを起こした要因の1つとなったと思われる。
今年になって仮想通貨の価格上昇もピークを過ぎ、仮想通貨ブームはかなり下火になった。しかしどれだけ価格が上がっても少額から投資できるという性質は変わってないので、これからも個人が少額から参入しやすい投資商品である点は変わりないだろう。
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