最近株式関連の記事に「ミーム株」という言葉がよく出てくるようになった。これはゲームストップ株に代表されるある特徴を持つ銘柄を指す言葉なのだが、今後の株式市場にとっては重要なキーワードになるかもしれない。
最近ネット上やマスコミの株式関連の記事で、「ミーム株」という言葉がよく出てくるようになった。ではこれは一体どういう株のことを意味しているのか?まずカタカナ部分の「ミーム」というのは英語表記では「meme」と書く。これは情報伝達の単位を表わす言葉で、特に文化や知識などが伝達される場合に使われることが多い。
さらに「インターネットミーム」という言葉もあり、これはインターネットを通して伝達される文化や情報を意味する。特にインターネット上で生まれて広まった文化などを指すことが多い。
そして「ミーム株」という言葉は、インターネットを通して拡散された情報を材料として多くの投資家、特に個人投資家に取引されるようになった銘柄を指す。インターネット時代の現在はこのような銘柄が増え、特に2020年以降のパンデミックと株価の高騰でさらに増えたために、「ミーム株」という言葉がよく使われるようになった。
株取引をする人の割合が小さい日本ではまだそこまでインターネット上を通して広まった情報のために多くの個人が取引をするような銘柄は目立っていないが、アメリカでは最近はミーム株となった銘柄が複数出てきている。
ミーム株となった銘柄の代表的なものは、ゲーム小売店のゲームストップ(銘柄コード:GME)だ。1月20日頃にあるアナリストが「ゲームストップ株は下がるだろう」と発言。しかしこの発言を空売りファンドのためのポジショントークと見た個人投資家が、株関連のネット掲示板でゲームストップ株を買ってファンドに対抗するよう呼び掛けた。
その呼びかけに多くの個人投資家が応え、ゲームストップ株は1月下旬の短期間に暴騰。1月21日の終値は43ドルだったが、わずか1週間後の28日には一時500ドルに近付いた。ゲームストップ以外にも、映画館経営のAMCエンターテイメント(銘柄コード:AMC)も、同様に1月下旬に高騰してミーム株と化した。
このような現象が多く起こるようになったのはパンデミックによって多くの個人が外出を制限され家で株取引などを行うしかなくなったとともに、米政府が個人に給付金を出していることもある。給付金をもらった個人はそれを株取引に使った者も少なからずいると言われる。
ミーム株は時代の流れで生まれたものであり、パンデミックが終息してもその存在は株式市場に残ることが考えられる。
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