米大手仮想通貨取引所・コインベースは2021年4月に上場して初日に429ドルの高値をつけたが、その後株価は長期低迷していた。しかし昨年以降の仮想通貨高騰を受けてコインベースの株価も回復し、先週18日に4年ぶりに最高値を更新した。
アメリカの大手仮想通貨取引所・コインベース(銘柄コード:COIN)は、2021年4月14日にNASDAQ市場に上場した。アメリカで仮想通貨取引所が上場に成功したのはこれが初めての例で、かつ既存のIPOのように証券会社を通さない直接上場という手法で行ったことで大きな話題になった。
初日にコインベース株は一時429.54ドルと上場初日の株価としてはかなり高い値をつけたが、高値をつけた後は下がりこの日を328.28ドルと高値より24%も低い価格で終了した。
だが上場初日がコインベース株の当面の天井となった。その後数ヶ月間は高値更新がないまま300ドル付近で推移した後、2021年末には仮想通貨市場が下落に向かったためにコインベース株も急落。
さらに2022年5月のテラショックや同年11月のFTXの破綻を経て仮想通貨市場は冬の時代に入り、コインベース株も2023年1月には31ドルと上場初日の高値から10分の1 未満になった。
しかしコインベース株はそこで終わらず、2023年末にビットコイン価格が上昇に転じるとコインベース株も同時に上昇。2024年2月から25年2月頃までの1年間は200ドルを挟んで上下した後、今年4月以降は好調な仮想通貨市場を受けてコインベース株も買われ、先週18日金曜にはついに上場初日の高値を更新して444.65ドルの高値をつけた。
コインベース株は2022~23年に低迷していたが、それは上場のタイミングが不運だったためでもある。コインベースが上場した2021年4月は2021年当時の仮想通貨価格が天井をつけた時期でもあるため、上場初日のコインベース株もかなり高い値をつけることができた。ところがその後2021年暮れ頃から仮想通貨市場が下げに転じたことで、コインベース株も下がることとなった。
仮想通貨関連株は仮想通貨市場の値動きと相関関係がかなり強く、現在ではそのような銘柄がかなり増えている。今年になってから日本で話題になっているメタプラネット(銘柄コード:3350)は、昨年にそれまで行ってきたホテル業ではなく、仮想通貨購入を基幹事業とすると発表。それによって仮想通貨市場とともにメタプラネット株も高騰した。
現在は仮想通貨市場が好調なので問題はないが、これが下げに転じるとコインベースやメタプラネットといった銘柄も下落しその影響は、2018年や21年に仮想通貨安を超えてかなり大きくなるだろう。
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