30日のNY株式市場終了後にFacebook運営のメタとマイクロソフトが7~9月期決算を発表。両社とも売上高・純利益ともに前年同期を上回り、過去最高値を更新の好調な決算だった。しかし今後も膨大な設備投資をしていく見通しが利益を圧迫する懸念が浮上し、発表後の時間外市場で株価は下落している。
SNSのFacebookを運営するメタ(銘柄コード:META)が、30日のNY株式市場終了後(日本時間31日早朝)に7~9月期決算を発表した。
その内容によると、売上高は前年同期の341億5000万ドル(現在のレートで約5兆2000億円、以下同じ)から19%増の406億ドル(約6兆1700億円)で、市場予想の401億ドル(約6兆1000億円)を上回った。
純利益は前年同期の116億ドル(約1兆7600億円)から35%増の157億ドル(約2兆3800億円)。EPS(1株あたりの利益)は6.03ドルで、市場予想の5.21ドルを上回った。今回の結果は増収増益であり、かつ売上高・純利益とも過去最高を更新の良好な決算内容だったと言える。
ユーザー数を見るとFacebookと関連サービスを合わせた日間アクティブユーザー(は、前年同期比5%増の32億9000万人だった。またメタ社が社名も変えて数年前から巨額の投資を続けてきたメタバース事業を含むReality Labs部門は今期も44億3000万ドル(約6,700億円)の赤字であり、赤字体質からなかなか抜けだせない。
今後の見通しについては、2024年の資本投資額が380~400億ドル(約5兆7800億~6兆800億円)とこれまでの見通しよりやや引き上げられた。そして2025年も同様に巨額の投資を行うと述べたことで、今後の利益額圧迫懸念が浮上。発表後の時間外NY株式市場では同社の株は2~3%低い水準で推移している。
またほぼ同じ時間にマイクロソフト(銘柄コード:MSFT)も7~9月期の決算を発表。その内容は、売上高は前年同期の565億ドル(約8兆6000億円)から16%増の656億ドル(約9兆9700億円)で、市場予想の645億ドル(約9兆8000億円)を上回った。
純利益は前年同期の223億ドル(約3兆3900億円)から11%増の247億ドル(約3兆7300億円)。EPSは3.3ドルで、市場予想の3.1ドルを上回った。
部門別ではクラウド部門が前年同期比20%増の241億ドル(約3兆6600億円)と、他部門より高い伸びを見せていた。
マイクロソフトもメタと同じく、売上高・純利益ともに過去最高値を更新した。しかし同様に今後の利益額に対する懸念が浮上し、発表後の時間外NY株式市場ではマイクロソフト株は前日終値より3%ほど低い水準で推移している。
メタ・マイクロソフトとも決算は好調だが、今後の見通しに不安が残るために株価は下げている点が共通の決算発表であった。
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