10月後半以降ビットコイン価格が上昇しているが、ビットコイン価格とともに上昇している株もある。その中には数年前からビットコインを大量に買い続けており「世界で最も多くビットコインを持つ企業」と呼ばれている企業がある。
アメリカでビットコインETFの承認が近付いていることをきっかけとして、10月後半からビットコインだけではなく仮想通貨市場全体の堅調な相場が続いてきた。
ビットコインの堅調な動きは、仮想通貨関連の株式にも波及している。例えばアメリカの大手仮想通貨取引所であるコインベース(銘柄コード:COIN)の株価は、仮想通貨市場上昇前の10月前半は70ドルだったが、同月後半以降は仮想通貨とともに高騰。12月27日の終値は約185ドルと2.5倍以上にもなった。またコインベース以外の仮想通貨取引所や仮想通貨関連企業も軒並み株価が上昇している。
しかし本業が仮想通貨事業ではないのに大量のビットコインを保有しているとの理由で、ビットコイン高とともに株価が高騰している米企業がある。それはマイクロストラテジー(銘柄コード:MSTR)という企業だ。
マイクロストラテジーはソフトウェア企業として1989年に創業。1990年代になりパソコンとインターネットが普及すると業績が伸び、1998年には上場に成功した。
そして仮想通貨が普及すると、マイクロストラテジーはビットコインに目をつけて定期的に大量のビットコイン購入を続けてきた。そして2020年頃から「世界で最も多くビットコインを持つ企業」と言われるようになった。
マイクロストラテジーが保有するビットコインは2023年12月現在で約19万枚と言われる。簡素化のためにビットコイン価格を1枚=600万円とすると、保有するビットコインの時価総額は約1兆1400億円にもなる。
すさまじい額だがビットコインはずっと上昇してきたわけではなく、2022年のように低迷していた時期もあった。だがマイクロストラテジーは低迷してもビットコインを手放す代わりに、さらに買い続けてきて現在に至る。
そしてこれまでの平均購入価格は31,000ドル(約435万円)程度と見られるので、現在の600万円なら多額の含み益が出ている。今のところマイクロストラテジーのビットコインへの賭けは成功している。
マイクロストラテジーの株価はビットコインとの連動性が高い。2018年~20年夏頃には150ドル付近で推移していた同社の株は、20年秋からビットコインとともに暴騰して21年2月には一時1,300ドルと8倍以上になった。
しかしその後高値更新はなく、2022年になって仮想通貨市場が低迷すると同年12月には130ドル近くまで下落。2023年になるとやや切り返し10月前半は300ドル付近だったが、同月後半以降はビットコインとともに高騰して現在では670ドルになった。
マイクロストラテジーは大量のビットコインを売る気配がないので、今後も株価とビットコインが連動して動くと思われる。そして19万枚もの大量のビットコインを売るという噂が流れたら、売り圧力への警戒からビットコイン価格が崩れることもありえる。
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