FRBのパウエル議長が17日の米上院での証言に続き、18日には米下院で証言。その中では景気やインフレの他に、FRBのバランスシートや仮想通貨についても言及があった。
パウエル議長は18日に米下院の金融サービス委員会で証言。その中では米景気について、順調に拡大をしているとの発言があった。その一方でインフレ率については、FRBが目標としている2%に近付いていると述べつつも、「インフレ率低下を懸念している」と発言して低インフレのリスクが残っていることを示唆した。
そしてリーマンショック後の量的緩和で拡大したFRBのバランスシートについては、すでに削減を開始していると述べた上で、正常な水準に戻るまでに「3~4年程度を見込む」としていた。
さらに仮想通貨についても発言し、仮想通貨投資において「投資家と消費者を保護する問題が残っている」と述べて仮想通貨投資における投資家保護が十分でないことに懸念を表明していた。
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