ハッキングされた韓国の仮想通貨取引所が入出金再開

　ハッキングの被害を6月に受けた韓国の仮想通貨取引所・Bithumbが、先週末に一部仮想通貨の入出金を再開したと発表した。

　Bithumbのハッキング事件は6月19日から20日にかけて起こり、日本円にして当時のレートで約34億円分の仮想通貨が流出した。その後被害は当初の算定より少なく、日本円で19億円程度だったと修正している。

　この事件以来2ヶ月半にわたって入出金ができなかったものの、ビットコインやイーサリアムなど主要9通貨の入出金を再開した。しかしBithumbが取り扱っている仮想通貨は35種類ほどあり、入出金再開に至っていない通貨がまだまだある。

　なお韓国で定められている仮想通貨口座と銀行口座の同時開設の手続き上で問題が発生したため、Bithumbは今月になってから新規口座の開設を停止している。