テスラのイーロン・マスクCEOが、コカインやLSDといった違法薬物を常用しているとの報道が6日に米で流れた。まだ報道でしかないため裏付けは取れていないが、これが事実なら今後はテスラの経営にも大きく影響する恐れがある。
テスラのイーロン・マスクCEOは2020~21年頃のテスラ株上昇で世界一の富豪になり世界的な有名人となった。また2022年10月には短文投稿サイトのX(旧Twitter)を買収し、その後サービスの内容を大きく変えたことでも話題になった。
しかしそのマスク氏について、6日に衝撃的な報道が出た。米経済紙が報じたところでは、マスク氏はコカインやLSDなどの違法薬物を常用しているというのだ。
まだ報道のみなので事実の裏付けは取れていないが、これが本当だとしたら今後はテスラなどの経営に大きな影響が出る。マスク氏はXのCEOからはすでに退任しているが、宇宙開発事業を行うスペースXのCEOも務めている。
この記事が本当かどうかは今後の捜査(行われるなら)次第だが、アメリカではコカインやLSDといった薬物の所持や使用がどの程度の罪になるのだろうか?
よく言われていることだが、アメリカは日本より遥かに多くの薬物が出回っており経験したことがある人の数もかなり多い。例えばマリファナ(大麻)は日本ではまだ違法だが、アメリカでは州単位で合法化している地域が増えている。またマリファナについてはアメリカ以外でも合法化する国が増えつつある。
だがコカインはマリファナより危険性が高いと言われるので、今のところ合法化している州は全米50州の中でオレゴンだけだ。オレゴン州は2021年に州法が改正され、コカインについては2グラム未満は合法、2~8グラムは重犯罪ではなく軽犯罪とされた。
とはいえマスク氏はオレゴン州在住ではないので、オレゴンの法律は適用されない。連邦で薬物を規制する法律として1970年の「規制物質法」というものがあり、その中で違法薬物について危険性が高い順にカテゴリー1からカテゴリー5まで分類されている。そしてコカインはカテゴリー1の最も危険性が高いものになる。
これらの法律を考えても、今回の報道が事実だと証明されたらマスク氏が処罰される可能性は十分ある。また米政府は、政府と取引をする企業に対し社員に薬物検査を行うことを義務付けている。つまり薬物を使用する社員との取引は認めてないということで、マスク氏が使用していたらスペースXなどの米政府との取引が打ち切られるリスクもある。
しかしすでに述べたようにアメリカでは薬物はかなり蔓延しており、使った過去があっても成功している人物は少なからずいる。Apple創業者のスティーブ・ジョブズ氏も、「若い頃LSDをやっていたことがある」と述べていた。
この話は「若い頃」と言っているだけあり、ジョブズ氏が言っていた時はすでに時効だったために処罰されなかっただけかもしれない。そのあたりの詳細はわからないものの、マスク氏の報道が本当なら何らかの処罰が下される可能性はある。週明け8日のテスラ株は荒れた値動きになるかもしれない。
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