イーサリアムの次世代バージョンと言えるイーサリアム2.0が、12月1日から始動した。これによって既存のイーサリアムがすぐに廃止されるわけではないが、数年後には2.0に移行する計画だと言われている。
時価総額ベースで世界2位の仮想通貨となったイーサリアムだが、そのイーサリアムの新バージョンと言えるイーサリアム2.0が12月1日から始動した。とは言っても12月1日に始動したのはまだフェーズ0という最初の段階で、今後は何段階かを経てようやく完全スタートとなる。そのため現在のイーサリアムがすぐに廃止されることもない。
ではイーサリアム2.0は、既存のイーサリアムとは何が違うのか?いろいろ違いはあるが、大きな違いに承認(コンセンサス)メカニズムがある。承認メカニズムとは、仮想通貨の取引を承認するための仕組みのこと。
多くの仮想通貨は特定の国家や企業が発行したものではなく、取引も国家や企業、あるいは取引所が管理しているものではない。そのため取引の承認も特殊な仕組みを使っている。まず取引の承認は常に有志によって行われる。そして承認作業のためにリソースを提供した人には、報酬が与えられる。
取引の承認と報酬に関しビットコインなど多くの仮想通貨で採用されているのがPoW(プルーフオブワーク)という仕組みで、これはより早く、より多くの取引処理を行った者が多くの報酬を得られるというもの。イーサリアムもこれまではPoWが採用されてきた。そしてPoWで仮想通貨取引に参加し報酬をもらうことをマイニングと呼び、参加者はマイナーと呼ばれてきた。
それに対してイーサリアム2.0ではPoS(プルーフオブステーク)という新しいメカニズムが採用される。これはその仮想通貨を保有して、かつリソースを提供している者に取引を承認させるというもの。そしてより多くの仮想通貨を、より長く保有している者に承認の権限が与えられ、報酬も得られる。
つまり銀行の金利や株式の配当のように、仮想通貨を保有することでインカムゲインが得られる。このメカニズムを「ステーキング」と呼び、参加者は「バリデータ」と言う。
イーサリアム2.0は、すでにステーキングが行われる。ステーキングに参加するには現イーサリアム32枚(約200万円)の保有が最低条件とされた。そしてイーサリアム2.0の開始には52万4288枚(約320億円)のイーサリアムがステーキングに提供されることが求められていたのだが、11月24日にその数が集まり、そして12月1日のイーサリアム2.0始動となった。
ステーキングで得られる報酬は、場合によっては保有しているイーサリアムの10~20%と高利回りになるとも言われる。低金利時代の今、これだけのインカムゲインが得られるのはかなり魅力的ではないだろうか。
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