昨年12月にピークをつけて以来下落が続いている仮想通貨価格だが、最近になってビットコインは65万円を割り昨年11月以来約7ヶ月ぶりの安値になった。昨年12月に230万円をつけた後も「ビットコインはまた上がる」と述べる者は結構いたが、実際にはそんな甘くはなかったようだ。
24日の日曜にビットコインがまた一段と下落し、一時65万円を割って64万円台になった。これは昨年11月以来、約7ヶ月ぶりの安値となる。
ビットコインの価格がピークだったのは昨年12月上旬で、この時は史上最高値となる230万円をつけた。今振り返って見ると、前回64万円台をつけた11月中旬からわずか3~4週間で4倍近くも上昇していたものだ。
この時はビットコインを初め仮想通貨が世界的ブームになっていた。取引所には連日口座開設の申し込みが殺到し、マスコミにも「仮想通貨」という言葉が毎日載るようになった。そして仮想通貨で巨額の富を築いた「億り人」もマスコミに取り上げられるようになったものだ。
当時は、仮想通貨の価格は今後も上がり続け「ビットコインは2018年中には1000万円になる」などと言う者もいた。だがそこまで現実は甘くなく、12月以降は価格が下げに転じ、現在では60万円台になった。
そしてこの6ヶ月半に、「ビットコインはまた上昇してくる」と述べている者もオンライン・オフラインを問わずかなりいた。「また上昇してくる」と断言してしまうと後で上がらなかった時にクレームになるので、「上がるかもしれない」というボカした言い方をしている者もいた。
12月のピーク以来現在まで、ビットコインは毎日下がり続けてきたわけではない。株や為替と同様、ビットコインも細かい上下を繰り返しながら長期的には下げてきた。例えば最近では4月に目立ったリバウンドがあった。ビットコイン価格は4月上旬には一度70万円を割ったが、その後はリバウンド相場になり4月末には100万円を超えて110万円に近付いた。この間「ビットコインの下げ相場はもう終わった」などという発言もあった。しかし実際には終わっていなかった。
バブルが弾けた相場というのはこのようなものだ。昨年後半に仮想通貨は異常とも思える上昇をしたため、そのバブルは12~1月に弾け、現在は各通貨が適正価格に戻ろうとしている。そして一度バブルが弾けると、次のバブルはそう簡単にはやってこない。
もちろんビットコインや仮想通貨の価格が、今後ずっと上がらないと言っているわけではない。だが昨年後半の価格上昇はかなり異常なペースだったので、まずは適正価格に戻るまで調整の動きが続くのではないか。そして次のバブルがくるとしても、何年も後のことになるだろう。
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