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28
Jan

米国が休場も堅調相場は継続

user 著者 鳥羽賢

24日はアメリカが感謝祭で休場だった。

アメリカでは25日はブラックフライデー

24日は感謝祭の日であり、アメリカの株式・先物市場は休場だった。ただ取引が行われていた日本や各国の株式市場は全体的に堅調であり、また円安も進行。全体的に見て無難な1日となった。そして25日は感謝祭明けの金曜日「ブラックフライデー」となり、この日は小売業で商戦が活発化する。今年は日本でもブラックフライデーを取り入れる動きが出てきている。

今日の展望

今日は午後6時半にイギリスの第3四半期GDP改定値が発表されます。

日本225(円)

休場明けに続伸

トランプ候補の当選以来円安を受けて堅調相場が続いている国内株式市場は、休場明けとなった24日も続伸。アメリカでは22日にダウが19,000ドルを超えたため、それが追い風となった。寄り付きから167円高の18,329円と高くスタートした24日は、場中になっても18,300円台の高値を中心に推移。終値は寄り値とほぼ同じ、171円高の18,333円だった。

米ドル/円

8ヶ月ぶりに113円台

2週間ほど続く急激な円安は24日になっても止まらず、23日に発表された米10月耐久財受注が好調だったことから一時113円に近付いた米ドル/円は、24日日中も緩やかに円安・米ドル高が進行。夕方前後には3月末以来8ヶ月ぶりとなる113円台をつけた。その後はアメリカが祝日だったこともあり、113円台前半で25日朝まで小動きだった。

米ドル/トルコリラ

トルコ利上げもリラ安は止まらず

トルコリラの下落に歯止めをかけるため、24日午後8時の発表でトルコ中銀が利上げを断行。政策金利をこれまでの7.5%から8%に0.5%引き上げた。発表前は1米ドル=3.4リラ付近にあった米ドル/トルコリラだが、発表後に一瞬だけ3.37リラまでリラ高に。しかしリラが買われたのは一瞬のみで、その後はまたリラが下落し25日朝には3.44リラと利上げ前の水準よりさらに下落した。

米ドル/南アランド

南ア政策金利は据え置き

24日夜に南アフリカ中銀が政策金利を発表。予想通り7%に据え置かれた。その後の総裁の会見では、インフレ見通しに対するリスクが高まっているとの認識が示された。政策金利が予想通りだったこともあり、ランドのレートはそれほど反応せず。発表前と同じ1米ドル=14.1~14.2ランドのレンジで25日朝まで推移した。

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