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28
Jan

税制改革法案が米下院を通過

user 著者 鳥羽賢

アメリカで16日に税制改革法案が下院を通過した。

上院は別法案を提出

トランプ政権の目玉政策である税制改革法案が、16日に米下院を227対205の賛成多数で可決した。この中には法人税減税の2018年実施が盛り込まれている。しかし上院の方は法人税減税を2019年にする別の法案を提出しており、今後は上院と下院で審議がもめることが予想される。この通過を受け、16日のNY株式市場は大幅高となった。

今日の展望

今日は午後10時半にアメリカの10月住宅着工件数が発表されます。

日本225(円)

7日ぶりに上昇

10月から11月初頭まで急上昇が続いてきた日経225平均は、11月8日から15日まで今度は6日連続下落した。しかし前日・15日に300円以上下げた反動もあり、16日になると反発。寄り付きは21,975円と約2週間ぶりに22,000円を割ったものの、場中になると上昇。後場には上げ足を速め、終値は223円高の22,351円と前日の下げをほぼ帳消しにした。夕方以降の先物の時間はNY株高などを受け、日経225先物が22,500円台まで上昇。

WTI原油

米原油在庫増による売りから一時54ドル台

前日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間原油在庫は、予想の前週比220万バレル減に対し、発表は190万バレル増だった。そして産油量も増加していたことから、16日朝以降も原油は軟調地合が継続。夜には一時54ドル台まで下落した。しかし30日のOPEC総会において減産延長で合意ができるという期待が市場に残っているため、それ以上は下がらず55ドル台に切り返しつつ17日朝を迎えた。

ビットコイン

17日未明に90万円を突破

予定されていた16日のハードフォーク分裂が中断と8日頃に発表されてから、ビットコインは数日間大幅下落し12日には61万円をつけた。だがその後は地合が変わり、再び上昇を開始。16日朝には81万円付近にあったビットコイン/円のレートは、日中から夜にかけて一貫して上昇しこれまでの最高値である87万円を突破。そして17日朝にはついに史上初の90万円をつけた。

米ドル/トルコリラ

失業率改善でリラ高

トルコ政府が16日の午後4時に8月失業率を発表。予想の11.5%に対し、発表は10.6%と予想よりかなり改善されていた。朝方から午後にかけて1米ドル=3.89リラ付近にあった米ドル/トルコリラは、この発表などから夕方に下落(リラ上昇)し3.86リラ台に。またこの日は米ドルが軟調地合だったことも、レートの下落につながった。そのままリラ高が続き、17日未明には3.85リラ台になった。

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