来週は日本がお盆期間に入る。
来週は日本がお盆期間に入る。お盆期間は休場ではないとはいえ、市場から離れる参加者が多くなり閑散市場になることが予想される。また12日月曜は山の日の振替休日のため東京株式市場が休場する。そのような状況だが9日夜は米経済指標の発表はなく、NY株式市場は材料難な1日に。ダウ工業平均は前日終値を挟んだ比較的狭いレンジ内での動きに終始し、終値は51ドルの小幅高だった。
来週月曜の展望
来週月曜は日本の株式市場が休場します。
東京株式市場は1~5日の大暴落を経てやや落ち着いてきたが、まだボラティリティの高い相場が続いている。前日のNYダウは683ドル高で終わった流れから9日の日経225平均は441円高の35,272円で寄り付き、前場にさらに上昇して一時は前日比800円超高となった。前場はそのまま高値を維持していたものの、後場になると3連休前のポジション調整売りが増えて大きく下落。一時は前日終値を割って高値から1,000円以上安い水準をつけたが、引け間際に反発して終値は194円高の35,025円だった。
中東では先月31日にハマスの最高指導者ハニヤ氏がイスラエルからと思われる攻撃によって殺害され、緊張が高まり原油需給に対する懸念が広がった。また前日に発表された米新規失業保険申請件数が予想を下回ったことで、原油需要に楽観的な見方も広がった。9日朝方には76ドルだったNY原油だが、これらの買い材料を受けてこの日は日中から夜にかけて緩やかに上昇。10日未明も同様で、今週の終値は77ドルだった。
7月中は1トン=8,000ドル付近で停滞していたNYココアだが、8月になってコートジボワールの最近の生産量が低迷しているとのデータが出たことでまた上昇している。9日の始値は8,500ドル付近だったがこの日は取引時間中を通して買いが多く入り、9,000ドルを超えてさらに上昇。一時は9,200ドルを超えて6月下旬以来約1ヶ月半ぶりの高値をつけた。
9日午後9時半にカナダの7月雇用統計が発表され、予想の前月比2万2500人増に対し発表は2800人減と予想に反して減少していた。一方同時に発表された7月失業率は予想より0.1ポイント低い6.4%だった。9日朝方には1加ドル=107円台前半にあったカナダドル/円は、日中は他のクロス円とともに緩やかな円高が進行。加雇用統計発表前には106円台後半だったものの指標には大きく反応せず、そのまま今週終了時までに106円台後半に留まった。
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