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Jun

本日米5月CPI発表

user 著者 鳥羽賢

10日に米5月CPIが発表される。

米5月CPIは4.7%と予想

10日の午後9時半に米の5月CPIが発表を予定されており、前年同月比+4.7%と高い数字が予想されている。米では4月CPIが4.2%と高くインフレ懸念が高まっており、今回もどこまで高い数字になるかが注目されている。そのような状況だが9日のNY株式市場はCPIへの警戒感から手じまい売りが増え、ダウ工業平均は152ドル安で終了。また債券市場では米長期金利が1.5%を割るところまで低下した。

今日の展望

今日は午後9時半にアメリカの5月CPIが発表されます。

日本225(円)

材料難で小幅下落

東京株式市場は材料難な相場が続いている。前日のNYダウは30ドル安と小幅続落し、この日の日経225平均も62円安の28,901円で寄り付いてスタート。寄り付き直後に一時的に28,900円を超えたがその後は前場から後場まで28,800円で横ばいが続き、終値は103円安の28,860円だった。夕方以降の先物も材料に欠ける相場が続き、10日朝方まで28,800円付近に留まった。

WTI原油

70ドル突破後に下げる

前日にブリンケン米国務長官が「米がイラン核合意に復帰しても制裁は継続する」と発言したことを材料にNY原油は上昇し、10日午前中には2018年以来となる70.5ドルをつけた。日中はそのまま70ドル台の高値圏で推移。午後11時半には米週間原油在庫が発表され、予想の前週比290万バレル減に対し発表は520万バレル減だった。しかしガソリン在庫の方が予想を大きく上回る700万バレル増だったため、発表後は原油が下落。10日朝までには69ドル台半ばまで後退した。

米ドル/円

午後11時頃に急騰

9日日中の米ドル/円は109円40銭台でほぼ横ばい。そして米長期金利が1.5%を割ったことなどを材料に、夜には一旦109円20銭台まで下げた。しかし午後11時頃になり、米長期金利の低下が止まったことなどを材料にして30~40銭急騰。10日未明には109円60銭台に留まった。

ビットコイン

反発し400万円を回復

ビットコインは前日8日に大きく下落し、午前0時頃には一旦340万円をつけた。しかしその後はリバウンドが続き、9日朝には360万円台で推移。午後以降は日中から夜、そして10日未明にかけて一貫して上昇し、10日朝までには400万円を回復した。(注:チャートは米ドル表記です)

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