本日はイギリスなど3ヶ国が政策金利を発表する。
6日から7日未明にかけて、英、ノルウェー、メキシコの3ヶ国が政策金利発表を予定しており、英とノルウェーは据え置き、メキシコは0.25%の利下げが予想されている。そのような状況だが5日夜には米10月ADP雇用統計が発表され、予想の前月比2万8000人増を上回る4万2000人増だった。他に発表された米経済指標も予想を上回ったことで、米景気に対する楽観的な見通しが浮上。この日のNYダウは序盤は前日終値付近で推移した後、中盤に上昇して225ドル高で終了した。
今日の展望
今日は午後6時のノルウェーの政策金利が発表されます。午後9時にイギリスの政策金利が発表されます。
前日のNY株式市場でエヌビディアなどのAI銘柄が下落したためその軟調な地合が東京市場にも波及し、5日は非常に荒れた相場となった。日経225平均は206円安の51,291円で寄り付き、前場は売り殺到でパニック売り相場となって2,000円以上下落。一時は前日終値からの下げ幅は2,400円を超えた。しかしお昼頃に米中貿易問題において楽観的な材料が出たこともあり、後場になると急反発して終値は1,285円安の50,212円だった。
米ドル/円は3日早朝には1ドル=153円70銭付近にあったが、東証が前場に暴落したことで為替も急激な円高になり午前10時半頃には一時153円を割った。しかしその後東証と同時に為替市場も反発して円安になり、夜までには153円台後半を回復。午後10時15分には米10月ADP雇用統計が発表され予想を上回ったことで、発表後は円が一段と下落。6日午前1時頃には154円30銭をつけたものの、そこで円安は止まり6日未明は緩やかな円高が続いた。
5日朝方に60ドル台前半にあったNY原油は、日中には上昇して午後8時頃には61ドルまで到達。しかしその後数時間は下げが続いた。そして深夜になって米週間原油在庫が発表され、予想の前週比20万バレル減に対し発表は520万バレル増と予想に反して激増していた。ガソリン在庫は前週比減だったものの原油在庫激増が売り材料となり、発表後は1ドルほど急落。そのまま6日未明には59ドル台後半に留まった。
今週に入ってからビットコインはじめ仮想通貨は大きく崩れており、ビットコインは5日朝方までに1,500万円台まで下落。そして午前中には株式市場とともにリスク回避の売りが増え、一時は6月以来の安値となる1,515万円をつけた。だがそこで下げは止まり、その後は午後から夜にかけて反発して6日未明には1,600万円を回復した。また米ドル建てでは5日午前中に節目の10万ドルを割った。(注:チャートは米ドル表記です)
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