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本日は米ADP雇用統計発表

user 著者 鳥羽賢

3日はアメリカの5月ADP雇用統計が発表される。

予想は900万人減

3日の午後9時15分に、アメリカの5月ADP雇用統計が発表。今回は前月比900万人減と、前月の2,000万人減ほどではないが大幅な減少が予想されている。アメリカでは白人警官による黒人男性の殺害に抗議したデモ・暴動がまだ続いており社会不安が広がっているものの、市場には大きな影響はなく2日のNY株式市場はダウが267ドル高と大幅続伸して終了した。

今日の展望
今日は午後9時15分にアメリカの5月ADP雇用統計が発表されます。午後11時にカナダの政策金利が発表されます。

日本225(円)

大幅続伸し先物22,500円越え

先週から続く東京株式市場の堅調相場は、2日になっても継続。前日のNYダウは92ドル高で終わり、その流れから日経225平均は113円高の22,175円で寄り付いてスタート。場中も前場から後場にかけて上昇し、終値は263円高の22,325円だった。夕方以降の先物の時間になっても上昇の勢いが止まらず、22,500円を越えたが3日未明には22,600円台でやや落ち着いてきた。

WTI原油

3月の減産終了決定以来の高値

各国の経済活動再開期待から上昇が続いているNY原油は、2日も続伸した。現在行われている約1,000万バレルの減産は6月末までだが、この減産を7月以降に延長することで産油国の協議が続いている。減産延長への期待から2日朝方には35ドル台にあった原油価格は日中から夜を通して上昇。3日未明には37ドル台をつけたが、これは3月6日にそれまでの減産措置が終了すると決まって原油が暴落して以来の高値。

豪ドル/円

豪政策金利は据え置き

2日午後1時半には豪中銀が政策金利を発表。予想通り0.25%の据え置きとされ、他に追加緩和も発表されなかった。2日朝方に73円台前半にあった豪ドル/円は、政策金利発表前までは大きな動きはなかった。そして発表も予想通りだったことから特に反応はせず、その後は市場全体の円安トレンドに乗って円安・豪ドル高が進行。3日未明までには75円台まで上昇した。

米ドル/円

急激な円安が進行

ここ2週間ほど107~108円の狭いレンジで推移してきた米ドル/円が、2日になってついにレンジブレークした。きっかけの1つに2日夜になって、中国政府が「中国が米国産大豆の輸入を停止」との報道を否定した発言があると見られる。日中は107円台後半で推移していたレートは午後8時を過ぎてから急騰し、108円をあっさり突破。108円50銭をも越え3日朝まで108円台半ばで推移した。

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