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Jul

本日は米6月雇用統計発表

user 著者 鳥羽賢

2日の午後9時半に米6月雇用統計が発表される。

ADP雇用統計は予想より小さい増加

2日の午後9時半にアメリカの6月雇用統計が発表予定となっており、今回は前月比300万人増が予想されている。それに先立って1日水曜には米6月ADP雇用統計が発表され、予想の前月比300万人増に対し発表は236万9000人増と予想より増加幅が小さかった。1日のNY株式市場では序盤はダウ工業平均が上昇していたものの、終了間際になって下がり78ドル安で終了した。

今日の展望
今日は午後9時半にアメリカの6月雇用統計が発表されます。

日本225(円)

先物が一時22,000円割れ

前日のNYダウは217ドル高と上昇したものの、この日の東京株式市場は軟調な展開となった。日経225平均の寄り付きは50円高の22,338円だったが、場中には上昇するエネルギーがなく前場に小幅下落。後場になると下げ幅が拡大し、167円安の22,121円で終了した。その後午後8時頃に先物売りが一時膨らみ22,000円を割ったが、すぐに切り返し数時間後には22,000円を回復した。

今年の最高値を更新後下落

前日には1,785ドルまで上昇し2012年以来8年ぶりの高値となったNY金は、1日日中も小幅上昇。夕方には1,790ドルに接近し今年の最高値をまた更新した。しかしその後は、これまでの上昇の反動から利益確定売りが増え下落。日付が変わる頃までに約30ドル下落し一時1,750ドル台になったものの、そこで下げ止まり2日未明は1,770ドル付近で推移。

米ドル/円

朝方に108円をつけた後下落

米ドル/円は1日早朝に円安・米ドル高が進行し、午前9時頃に108円台をつけた。しかし108円10銭まで上昇したところで勢いが止まり、その後は下落。下げは午後から夕方過ぎまで続き、午後9時15分の米ADP雇用統計発表前には107円50銭まで円高になった。そしてADP雇用統計が発表され予想より少ない236万9000人だったが、米ドルのレートに大きな反応はなかった。

WTI原油

米原油在庫は大幅減

1日の朝方から正午過ぎまで39ドル台後半で横ばいだったNY原油は、午後3時頃から上昇し夕方には40ドル50セントをつけた。だがその後は売り優勢となり、午後9時頃までに1ドル以上下落し39ドルに接近。そして午後11時半には米週間原油在庫が発表され、予想の前週比30万バレル増に対し発表は720万バレル減と大きく減少した。だがこの統計にはあまり反応せず、2日未明は39.5~40ドルのレンジに留まった。

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