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25
Apr

本日は日銀の政策金利発表

user 著者 鳥羽賢

本日の正午頃に日銀が金融政策を発表する。

今回は現状維持が濃厚

日銀が24日から金融政策決定会合を開いており、本日の正午頃に金融政策を発表する予定になっている。世界的な景気減速懸念はくすぶっているものの、年明けから株式市場の回復基調が続いているため、今回の発表で追加緩和が打ち出される可能性は低い。今回は政策金利・量的緩和ともに現状維持と発表されるとの予想が大半を占めている。

今日の展望今日は正午頃に日本の政策金利が発表されます。

日本225(円)

今年の最高値更新も手じまい売りが出る

前日のNY株式市場では好調な企業決算に支えられてダウが145ドル高で終了。そのため東京株式市場も24日朝は高く始まり、日経225平均の寄り値は97円高の22,356円と今年の最高値を更新した。しかし10連休が近づいているため、連休を警戒する投資家の手じまい売りが拡大。前場に多少下げて前日終値付近まできた後、後場になると下げ幅を拡大し一時は22,100円に接近。終値は59円安の22,200円ちょうどだった。

豪ドル/円

CPI低調で利下げ観測高まる

24日の午前10時半に豪1~3月CPIが発表され、予想の前年同期比+1.5%に対し発表は+1.3%と予想を下回る数字だった。この統計によって豪中銀による利下げ観測が高まり、発表後に豪ドルが急落。朝方は79円30銭付近にあった豪ドル/円は、発表後に50銭以上下げて78円台に。その後は目立った動きがなく、夜から25日未明にかけて78円台半ばで横ばいだった。

カナダドル/円

金利発表と総裁の発言で乱高下

カナダ中銀が24日の午後11時に政策金利を発表。予想通り1.75%の据え置きとされた。そして同時に発表された声明では「緩和的な政策金利が引き続き正当化される」と述べられ、前回まであった利上げを示唆する文言は削除されていた。発表前は83円15銭にあったカナダドル/円は、この声明を受け40銭ほど急落。しかしその後のポロズ総裁の会見で「経済が改善すれば利上げの可能性がある」との発言があったために、今後はカナダドルが急騰するという乱高下の1日となった。

米ドル/円

25日未明に米ドル大幅高

この日は目立った米経済指標の発表はなく、米ドル/円は朝方から夜まで111円80~90銭で小動きだった。だが25日未明になると、他国経済の減速感に比べて米経済が比較的堅調なことなどを材料に、米ドル買いが増え米ドルが大幅上昇。一時は112円40銭まで上昇し昨年12月以来の高値に。しかしその後は利益確定売りが増え、25日朝までには112円付近まで後退してきた。

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