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Nov

本日は日本が休場

user 著者 鳥羽賢

4日は日本の株式・先物市場が休場する。

先物も取引なし

4日は日本が文化の日の振替休日で、東証など株式市場が休場する。また通常は祝日取引がある先物市場も、5日からの取引時間延長準備でシステムテストを行うため4日は休場となる。そのような状況だが先週金曜に発表された米10月雇用統計は予想の前月比11万3000人増に対しわずか1万2000人増と低調だったものの、この統計で追加利下げが確実になったことや発表された米企業の決算が良好だったことなどからNY株式市場は上昇。ダウ工業平均は288ドル高で終了した。

今日の展望

今日は午後4時にトルコの10月消費者物価指数が発表されます。

日本225(円)

今年8回目の4桁安

31日午後に行われた日銀植田総裁の会見で今後の追加利上げが示唆されたため、その後は円高とともに先物が大幅下落した。そして迎えた1日の東京株式市場では、日経225平均は577円安の38,504円で寄り付き。場中になっても3連休前のポジション調整の売りもあり前場から後場にかけて下げが続き、後場には一時37,000円台まで下落。終値は1,027円安の38,053円で、今年8回目の4桁下落となった。

米ドル/円

米雇用統計発表後に乱高下

すでに述べたように31日午後に日銀植田総裁の会見があり、将来の追加利上げを示唆したことでその後は円高が進行し、1日朝方には151円台をつけた。しかしそこで円高は止まり、日中から夕方すぎにかけて円安が進行。そして152円70銭付近で米10月雇用統計の発表を迎え、発表された数字が悪かったことで発表直後に1円ほど円高に動いた。だが1~2時間後までに雇用統計発表前の水準まで戻る乱高下を見せた末に、153円で先週を終えた。

アップル

減益決算で下げる

Appleが日本時間の1日早朝に7~9月期決算を発表し、売上高が前年同期比6%増の949億ドル、純利益は同36%減の147億ドル。EU内における巨額の追徴課税の影響で利益が圧迫されて減益となった。前日の終値は225.91ドルだったApple株だが、減益決算を受けて1日は序盤からマイナス圏で推移。一時は下げ幅が2%を超え、終値は1.3%安の222.91ドルだった。

アマゾン

決算良好で大幅高

Amazonも日本時間1日早朝に7~9月期決算を発表。売上高は前年同期比11%増の1,590億ドル、純利益は同54.5%増の153億ドルだった。前日を186.40ドルで終えていたAmazon株だが、良好な決算を受けて1日は序盤から大幅上昇。市場前半には一時200ドルを超え、上げ幅が7%を超えるとともに7月につけた過去最高値に接近。しかし後半になるとやや上げ幅を縮小し、終値は6.2%高の197.93ドルだった。

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