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Dec

本日から海外はクリスマス期間

user 著者 鳥羽賢

本日はクリスマスイブの日で海外の株式市場は休場に入る。

NY株式市場は半日取引

本日・24日はクリスマスイブの日となり、ドイツなど海外の一部の株式市場は休場。NY株式市場は現地時間午後1時、日本時間25日午前3時までの半日取引となる。そのような状況だが23日夜には米第3四半期GDPが発表され、予想の前期比年率3.2%増を大きく上回る同4.3%増で米経済の堅調さが示された。しかしNY株式市場にとって大きな材料にならず、ダウ工業平均は前日終値付近での推移が続いた末に79ドルの小幅高で終了した。

今日の展望

今日は午後10時半にアメリカの新規失業保険申請件数が発表されます。NY株式市場が現地時間午後1時までの半日取引になります。

日本225(円)

ボラの非常に低い1日

今週はクリスマス期間に入り海外では休暇に入る投資家が多いため参加者が少なく、23日は最近稀に見るボラティリティの低い1日となった。前日のNYダウは227ドル高で終了したものの、この日の日経225平均は28円安の50,374円で寄り付き。その後は前場から後場を通して前日終値を挟んだ狭いレンジでの上下が続き、終値は10円高の50,412円。1日の高値と安値の差は300円未満だった。

米GDPで短時間下落も最高値更新

ここ数ヶ月金価格は高騰が続いており、先週末に米政府がベネズエラの石油タンカーを拿捕し両国の緊張が高まったため今週の新たな金買い材料になった。NY金は22日に急上昇して史上最高値を更新し、23日朝方までに4,490ドル付近まで上昇。この日の日中は新たな買いは多く入らず横ばいが続き、夜に米GDPが発表され予想を上回ると50ドルほど急落した。しかし金買い意欲は収まらず、その後反転上昇して4,500ドルを超えて24日午前中には4,520ドルをつけた。

70ドルを大きく超える

メディアでは金価格の上昇が広く報じられているが、銀価格も最近は急上昇している。今週明け22日に69ドルまで上昇して最高値を更新したNY銀は、23日日中は69ドル台半ばで推移。そして夜になって米第3四半期GDPが発表され予想を上回ると一時的に68ドル台まで下げたものの、その後は24日未明にかけて大きく上昇して午前中には72.5ドルをつけて連日の最高値更新となった。

WTI原油

ベネズエラ懸念で続伸

すでに述べたように先週末に米政府が今月2隻目となるベネズエラの石油タンカーを拿捕し3隻目も追跡中と発表したことで、ベネズエラからの原油供給懸念が台頭。今週の原油相場にとって買い材料となった。23日日中は58ドルを挟んだ細かい上下が続いたNY原油は夜になって一旦30セントほど下落したが、その後反騰して24日朝方までに58.5ドルを回復した。

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