14
Oct

本日から東証が再開

user 著者 鳥羽賢

3連休が明け14日から東証が再開する。

今週は政局を要注視

3連休が終わり、14日から日本の株式市場が再開される。日本では先週10日に公明党が自民党との連立離脱を発表しており、高市氏が総理に就任できるかどうかも含めて政局が不透明になった。今週は与野党の攻防が激化することが予想され、政局次第で市場が大きく動くこともありえる。そのような状況だが米では先週金曜にトランプ大統領が対中追加関税を発表したものの、その後フォローする形で中国に好意的なコメントを出した。このコメントなどを好感して週明け13日のNY株式市場はリバウンド相場となりダウは588ドル高で終了した。

今日の展望

15日の午前1時過ぎからFRBのパウエル議長が発言をします。

日本225(円)

先週終盤の下げから反発

13日はスポーツの日で東証は休場していたものの、大阪や海外の日経225先物は取引が行われた。先週終盤はトランプ大統領の対中追加関税発表を受け、46,000円を割るところまで暴落して終了。しかしトランプ大統領が中国に好意的なコメントでフォローしたことなどもあり、週明けはリバウンド相場に。13日日中から夜、そして14日未明にかけて緩やかながら上昇が続き14日朝方には47,000円を回復した。

米ドル/円

緩やかな円安が進行

株式市場と同様に為替市場も先週金曜のトランプ大統領発言によって大きく変動し、円が急騰して1ドル=151円60銭で先週を終えた。しかしトランプ大統領によるフォローコメントなどもあり、週明けは地合が変わって円安が進行。午前中は151円台後半に留まった後、午後4時頃に数十銭円が急落。その後は夜から14日未明にかけて緩やかな円安・米ドル高が続いた。

WTI原油

59ドル台の低位で安定推移

先週には中東でイスラエルとハマスの本格的な停戦合意が発効し、中東の緊張が緩和され原油の供給懸念が後退。さらにトランプ大統領の対中追加関税発言も売り材料となり、5月以来となる58ドル台まで下落して先週を終えた。そして週明け13日になると特に新しい材料はなく、日中から夜、そして14日未明を通して59ドル台で細かい上下が続いた。

4,100ドル超え最高値更新

FRBの利下げ継続観測や米政府閉鎖への懸念から今月に入っても金価格の上昇は止まらず、先週金曜のトランプ発言にも大きく動じず4,010ドルで先週を終了。そして週明け13日も米ドルは上昇しても金価格は下がらず同時に上昇し、日中から夜を通して買われ深夜には4,100ドルを突破して最高値を更新。14日も止まらず午前中には4,140ドルを超えている。

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