22
Jul
本日から日本は4連休
著者 鳥羽賢
今日から日本は五輪による4連休に入る。
株式・先物市場は休場
23日に東京五輪の開会式が行われるため、今週は22・23日が特例の祝日となり、25日日曜まで4連休となる。そのため日本の株式・先物市場は休場する。そのような状況だが21日のNY株式市場は続伸し、ダウ工業平均は286ドル高で終了。S&P500指数とNASDAQ総合指数も上昇した。なお22日にはユーロ圏と南アフリカの政策金利発表が予定されている。
今日の展望
今日は午後8時45分にユーロ圏の政策金利が発表されます。時刻は未定ですが南アフリカの政策金利が発表されます。
日本225（円）
前場下落もその後上昇
前日のNYダウは550ドル上昇して終了し、その流れからこの日の東京市場も堅調だった。日経225平均の寄り付きは359円高の27,747円と高かったものの、前場に感染再拡大を懸念した売りが増え27,500円付近まで下落。後場になると一時27,400円台もつけたが27,500円付近で留まり、終値は160円安の27,548円だった。夕方以降の先物はNY株式市場が続伸したことなどから上昇し、22日朝までに28,000円を回復した。
WTI原油
大幅反発し70ドル
今週月曜にはリスク回避の動きが広がり、かつ週末に産油国が減産縮小で合意したことからNY原油は大きく下落し66ドルに。20日火曜も66ドル台の安値に留まった。だが21日になると株式市場の反発からリスク選好の動きが広がると同時に原油需要の見通しも改善され、この日の原油は大きく上昇。夜に発表された米原油在庫は予想の前週比390万バレル減に対し発表は210万バレル増だったものの、原油買いを止めるに至らず22日未明には70ドルを回復した。
ビットコイン
ビットコインも反騰
金融市場全体にリスク選好姿勢が戻ってくる中、仮想通貨市場でもビットコインが反発した。21日午前中は320万円台で推移していたレートだが、午後1時過ぎに10万円ほど上昇。その後もビットコイン買いは続き22日未明には一時360万円をつけたが、そこで上げ止まりその後は22日午前にかけて350万円台に留まった。（注：チャートは米ドル表記です）
南アランド/円
本日南アの政策金利発表
時刻は未定だが本日南アフリカの政策金利発表が予定されており、3.5％の据え置きと予想されている。これまでの例から見ると日本時間の午後10～12時頃に発表されると思われる。国内では暴動が続く南アフリカだが、ランドのレートは比較的安定しており21日もランドは対円で上昇。朝方には1ランド＝7.48円付近にあったレートはその後上昇し、夜には一時7.58円に到達した。
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