12日朝方に日経225が史上最高値を更新した。
先週の8日朝方に訪米中の赤沢経済再生相が、米政府が日本にかけている関税を定めた大統領令を修正する可能性について言及した。これが東京株式市場にとって買い材料となり、8日から今週にかけて株価は暴騰。そして日経225平均は3連休明けとなった12日朝方に急騰し、昨年7月につけた史上最高値の42,426円を更新した。一方週明け11日のNY株式市場はやや軟調な展開となり、ダウ工業平均は序盤にプラス圏に浮上したもののその後は下げが続き、200ドル安で終了した。
今日の展望
今日は午後1時半にオーストラリアの政策金利が発表されます。午後9時半にアメリカの7月消費者物価指数が発表されます。
11日は日本が山の日で東証は休場していたものの、大阪やシカゴなどの先物は取引が行われた。先週終盤に上昇して42,300円付近で終了。そして週明け11日も同じ水準から始まり、東証が休場し原資産の日経225平均の動きがないために先物も大きな動きはなく42,300~400円を中心としたレンジで11日から12日未明まで推移した。そして連休明け12日の東証が始まると、日経225平均は数百円急騰して一気に史上最高値を更新した。
先週後半に米が年金制度・401(k)の運用において仮想通貨への投資を承認したことが、仮想通貨市場にとって買い材料となりイーサリアム価格は週末に大幅高となった。9日土曜朝方には60万円だったレートは、9日日中から10日日曜朝にかけて64万円近くまで上昇して円建ての最高値を更新。10日日中から11日にかけやや上昇が一服した感があったが、12日未明には64.5万円をつけて10日に続く最高値更新となった。(注:チャートは米ドル表記です)
週明け11日にトランプ大統領が、「金には関税を適用しない」と発言しこれが金にとって売り材料となった。先週を3,400ドルからやや低い水準で終えたNY金は、11日日中は下げが続き夜には3,350ドルを割った。だがそこで下げ止まり、12日未明は3,350ドル付近で横ばいが続いた。
去年後半に高騰して12,000ドルを超えたココア価格は今年に入ってから高値更新が止まり、7月以降は8,000ドル付近で落ち着いている。先週を8,600ドル台で終えたNYココアだが、週末になって西アフリカの生産国・ガーナやコートジボワールで今後降雨量が減るとの予報が流れた。この予報によって週明け11日のココア価格は大幅高となり、9,000ドルを超えて9,300ドルをつけたがその後大幅反落して先週終値付近まで戻ってきた。
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