16
May

日本の第1四半期GDPはマイナス

user 著者 鳥羽賢

16日朝に日本の第1四半期GDPが発表された。

年率0.7%のマイナス成長

16日午前8時50分に日本の第1四半期GDPが発表され、予想の前期比年率-0.3%より悪い-0.7%のマイナス成長だった。物価高のため消費が抑制されたことがマイナス成長の一因になったとされた。そのような状況だが15日夜に発表された米4月小売売上高は予想を上回る前月比0.1%増だった。この日のNYダウは序盤にマイナス圏で低迷していたものの、中盤以降に上昇して271ドル高で終了した。

今日の展望

今日は午後9時半にアメリカの4月住宅着工件数が発表されます。

日本225(円)

38,000円を割る

14日夜から15日未明にかけて円高とNY株安が進行したことで、今週になって38,000円を回復した日経225は15日朝方までに38,000円を割った。そのままこの日の東京株式市場では296円安の37,832円で寄り付き、前場は軟調な相場が続き37,600円台まで下落。後場になると多少は反発して終値は373円安の37,755円だった。夕方以降の先物は大きな動きがなく、37,700~800円のレンジを中心とした動きが16日朝まで続いた。

米ドル/円

円高続き144円台

14日に米と韓国の通商交渉で為替が議題に挙がったとの情報が流れ、それが日米間でも円安是正への動きがあるとの懸念につながりその後は円高・米ドル安が続いている。15日朝方には1ドル=146円50銭だったレートだがこの日も日中から円高が継続。午後9時半には米4月小売売上高が発表され予想を上回ったが、同時に発表された4月PPIは予想を下回りそれも米ドル売り材料となった。そのまま16日未明にかけて円高が続き、朝方には一時144円台をつけた。

3,100ドルは割らず反発

米ドルと反対に動くことが多い金だが、この日はそのセオリー通りに動いた。今週になって米中が関税の115%引き下げで合意したことで景気後退リスクが遠のき下げ基調だったNY金は、15日も朝方の3,100ドル台後半から午後には3,100ドル台前半まで下げた。しかし3,100ドルは割らずそこで下げ止まり、その後は米ドル安と反対に夕方から夜、そして16日未明にかけて上昇。一時は3,250ドルを回復したがそこで上昇が止まった。

ココア

大幅高で10,500ドル

今週になってコートジボワールで収穫された今期のカカオ豆に品質の悪いものが多く混じっているとの情報が流れ、それがココア価格の上昇材料となっている。15日のNY先物市場では前半に9,700~800ドル付近で推移していたココアは、後半になって急騰して2月以来3ヶ月ぶりに10,000ドルを突破。その後も急上昇が続きこの日の終値は10,500ドルを超えた。

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