22日に米ソフトウェアの中国への輸出規制が検討されているとの情報が出た。
22日になって、米政府がアメリカ製ソフトウェアを搭載した製品の中国への輸出規制を検討しているとの情報が流れた。前日まで3日連続で上昇してきたNYダウだが、22日はソフトウェア輸出規制懸念を受けて序盤から下落。一時は下げ幅が450ドル以上になり、334ドル安の46,590ドルで終了した。またネットフリックスの決算が投資家の失望を誘ったため同社の株は10%下落し、同社が含まれるNASDAQ総合指数は1%近く下げて終了した。
今日の展望
今日は午後8時にトルコの政策金利が発表されます。午後9時半にカナダの8月小売売上高が発表されます。
前日のNYダウは3日連続高となる218ドル高で終了したものの、高市総理の就任が決まり当面の材料出尽くし感のある東京株式市場前場は軟調な動きとなった。日経225平均は64円安の49,252円で寄り付き、前場に600円以上下落して48,600円台に。しかし前場の残り時間で49,000円付近まで反発し、後場になると続伸して一時は49,400円をつけた末に9円安の49,307円で終了した。
高市氏が自民党総裁に就任すると急激な円安になり、その後公明党が連立から離脱すると円高に動くなど、今月の米ドル/円は政局に左右されてボラティリティの高い動きが続いてきた。しかし総理就任後となった22日は、材料出尽くし感から落ち着いた相場に。22日には1ドル=151円台後半にあったレートは、その後日中から夜にかけて151円50銭~152円のレンジで上下が続いた。
22日朝方には1ポンド=203円付近にあったポンド/円は、午前中から正午過ぎにかけて203円を挟んで上下。そして午後3時には英9月消費者物価指数が発表され、予想の前年同月比+4.0%を下回る+3.8%だった。この統計によって今後の英中銀の追加利下げ観測が高まり、発表後にポンドが50銭以上急落。その後もしばらくは下げが続き夕方過ぎには一時202円を割ったが、その後は反発し23日午前中までに英経済指標発表前の水準まで戻ってきた。
ネットフリックスが日本時間の22日早朝に7~9月期決算を発表。売上高は前年同期比17%増の115億ドルで過去最高。純利益は前年同期比7.7%増の25億5000万ドルだった。しかしEPSが5.87ドルで市場予想から15%以上も低かったことに投資家が失望。前日を1,241.35ドルで終えた同社の株だが、決算内容への失望のため22日は序盤から大幅下落。市場後半は前日比10%安付近の安値に留まり、そのまま10%安の1,116.37ドルで終了した。
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