連休が終わり7日から日本の株式市場が再開する。
GWの連休が終わり、7日水曜から日本の株式市場が再開する。連休中には日銀の政策金利や米4月雇用統計など重要な発表が多かったものの、それらは無難な内容で金融市場に波乱はなかった。そのような状況だが6日夜に発表された米3月貿易収支は過去最大となる1,405億ドルの赤字で、米経済に対する懸念が台頭。ダウ工業平均は終日マイナス圏で推移した末に389ドル安で終了した。
今日の展望
8日の午前3時にアメリカの政策金利が発表されます。
前日に続き東証が休場した6日だったが、大阪や海外の日経225先物はこの日も取引が行われた。6日午前中は37,100円台であまり動かなかったものの、午後になるとドイツの首相指名投票で与党のメルツ氏が過半数を得られなかったことなどを材料に下落し37,000円を割った。その後も夜から7日未明にかけて軟調な動きが続いた後、7日午前7時頃には米中貿易交渉に関する楽観的な報道が流れて400円ほど急騰した。
ユーロ/円は6日朝方には1ユーロ=162円50銭付近にあったが、午前中から正午過ぎにかけて緩やかなユーロ高が進行して一時は163円に接近した。しかし午後2時頃にドイツの首相指名投票でメルツ氏が信任されなかったことが伝わると、ユーロに対する懸念が高まりその後はユーロ安が進行。7日に日付が変わった頃に2度目の投票で選出されたが大きな上昇にはならず、7日未明は162円付近に留まった。
6日早朝には1ドル=143円台後半にあった米ドル/円は午前中に円安・米ドル高に動き一旦144円を回復したが、1~2時間後には143円台に戻ってきた。そして午後になるとドイツの政局不安の情報が流れたことで円高に動き、数時間後には143円を割った。夕方以降も円高が止まらず、午後9時半に発表された米3月貿易収支で赤字額が過去最大になったために142円台前半まで下落。しかし7日午前7時に米中貿易交渉に向けた楽観的な報道が流れると急騰して143円を回復した。
米ドルと反対に動くことが多い金だが、この日はほぼそのセオリー通りに動いた。6日朝方に3,330ドルだったNY金は、午前中に急騰しその後も日中から夜を通して一貫して買われ続けた。7日未明には3,400ドルを回復しさらに午前7時前には3,430ドルまで上昇したものの、その後米中貿易交渉に関する楽観的な報道が流れると急落。数時間で50ドル以上下げて3,400ドルを割った。
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