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Jan

中東情勢懸念でNY株式市場下落

user 著者 鳥羽賢

3日のNY株式市場は大幅安となった。

2日の大幅高の直後に下落

年明け最初の取引となった2日のNY株式市場は中国の金融緩和を受けて大幅上昇したものの、3日には反対に大幅下落となった。きっかけとなったのは3日朝に米軍がイラクでイランの防衛部隊司令官を殺害した事件。この事件によって中東で対立が深まるとの懸念が台頭し、3日のNY株式市場は序盤から軟調。ダウ工業平均は234ドル安で終了し、2020年は最初から波乱の1年を感じさせる展開が続いている。

来週月曜の展望来週月曜は日本の株式市場が大発会となります。

日本225(円)

米軍攻撃の報で数百円下落

日本の株式市場はまだ2020年の取引が始まっていないが、海外の日経225先物はすでに取引が行われている。3日早朝時点では23,600円台にあった先物価格だが、朝に米軍によるイラン司令官殺害の報道が流れると中東情勢懸念から数百円も下落。その後も下げが続き一時は23,100円台になったものの、3日夜から4日未明にかけて23,200円台で落ち着いた。

米ドル/円

2ヶ月ぶりの107円台

為替も日経225先物と同様に、3日朝のイラン司令官に対する攻撃報道で大きく動いた。3日早朝時点では108円60銭付近にあった米ドル/円は、米軍による攻撃の報道を受けて108円付近まで急落。その後は3日夜から4日未明にかけて、11月上旬以来約2ヶ月ぶりとなる107円台を何度かつけた。

WTI原油

米原油在庫は大幅減

すでに述べたように、3日朝に米軍の攻撃によってイラン司令官が殺害された。3日早朝時点では61ドル付近にあったNY原油は、この報道を受けて3ドル近く急騰。この日の夜には米週間原油在庫が発表され、予想の前週比330万バレル減に対し発表は1150万バレル減と予想以上の大幅減だった。しかしこの統計にもそれほど大きくは反応せず、3日朝の急騰後は63ドル付近で細かく上下しつつ今週を終了した。

続伸し昨年9月の高値に迫る

世界経済に対する懸念に加えて中東情勢への不安も高まり、リスク回避の金買いはこの日も続いた。朝方に1,530ドル付近で推移していたNY金は、日中に上昇し夜には1,550ドルに到達。昨年9月につけた1,560ドルの高値に近付いた。なお昨年9月の高値をブレークすると、2013年4月以来約7年ぶりの高値圏に突入する。

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