15日はNY株式市場でダウ工業平均が19,000ドルに近づいた。
大統領選以来円安・株高が続く金融市場だが、15日になってもその勢いは継続。15日はNY株式市場の序盤は下げていたものの、先物市場で原油が6%も高騰したことから後半にリバウンド。ダウ工業平均は4日連続の史上最高値更新となり、史上初の19,000ドルに近付いた。
今日は午後6時半にイギリスの10月失業率が発表されます。
日本の株式市場もアメリカと同様大統領選後に堅調な相場が続いているが、この日はやや一服。日経225平均は18円高の17,690円で寄り付いた後、場中は多少上下をしただけでそれほど動かず。終値は4円安の17,668円だった。夕方以降の先物の時間になると、為替市場で円安が進行し16日未明には109円台をつけたことから、日記225先物が17,800円台まで上昇した。
14日に一気に107円台から108円台と米ドル高になってきた米ドル/円だが、米ドル買いは15日になっても継続。日中は108円台前半であまり動かなかったものの、午後10時半に発表された米10月小売売上高が予想より良かったために、発表後米ドル買いが再燃。16日未明には6月以来5ヶ月ぶりとなる109円台をつけた。
11月30日にはOPEC総会が開催され、そこでは産油各国が減産で合意できるかどうかに注目が集まっている。最近は減産見通しが後退していたため原油も一時42ドル台まで後退していたが、15日になってサウジアラビアのエネルギー相が「OPEC諸国は早急に減産で合意する必要がある」と発言。この発言で原油が6%急騰し、46ドル付近まで上昇した。
米ドルと反対に動くことが多い金だが、15日から16日にかけては米ドル高になったにも関わらずNY金は下落しなかった。米ドル/円は午後10時半の米小売売上高発表後ドル買いが広がり109円台に。しかし金は下落せず、16日朝まで小売売上高発表前と変わらず1,220ドル台を維持した。背景にはここ最近の金の売られ過ぎ感があると思われる。11月9日には一時1,340ドル近くまで上昇したが、そこから14日の安値まで120ドル以上下げてきた。
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