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28
Jan

アメリカでFOMCが開始

user 著者 鳥羽賢

19日にアメリカでFOMCが始まった。

21日午前3時に政策金利発表へ

アメリカでは19日から2日間のFOMCが始まっており、日本時間の21日午前3時に政策金利が発表される。今回は金利は据え置きという見方が大勢だが、その後のイエレン議長の会見でFRBのバランスシート縮小についてどのような言及があるかが注目される。また20日には日銀の金融政策決定会合も始まり、21日の正午頃に金融政策が発表される。

今日の展望

21日の午前3時にアメリカのFOMCが政策金利を発表します。

日本225(円)

400円近い暴騰

自民党が週末に、10月に解散総選挙を行なうとの意向を示した。そして来月の総選挙なら自民党が勝てるとの見通しが強いことから、連休明けとなった19日の国内株式市場は暴騰。日経225平均は219円高の20,128円と20,000円を回復して始まり、場中になっても勢いは衰えず。一時上昇幅が400円を超えつつ、終値は390円高の19,299円と今年の最高値を更新した。

ユーロ/円

ECB関連の報道で夕方にユーロ安

日本の株式市場が上昇するなどリスク選好ムードが広がったことを受け、19日には午前から午後にかけてユーロが上昇。ユーロ/円 は朝方の133円台前半から午後には134円まで上昇した。しかし夕方頃に、「QE終了の日程に関してはECB政策委員会内でも見解が分かれる」との報道が流れた。この報道によってQEがすぐには終わらないとの観測が浮上し、その後はまた133円台前半まで後退した。

米ドル/円

円安進行後は様子見ムード

ハリケーンなどのリスクが遠のいたことから、3連休中には円安・米ドル高が進行し19日朝までに111円台に。そして正午頃にさらに円が売られ、111円台後半まで上昇した。だがこの日から2日間のFOMCが始まったこともあり、FOMCの様子見ムードが強くその後は方向感のない展開に。20日朝まで111円台で多少上下したのみに留まった。

WTI原油

50ドルを超えて上昇後反落

イラクの石油相がOPECの協調減産をさらに延長する可能性について言及したことから、19日朝から夕方にかけてNY原油は上昇。一時は5月以来4ヶ月ぶりとなる50ドル台後半をつけた。しかしその後、新たなハリケーン「マリア」がアメリカ南部に接近するとの報道が流れ、そのため原油在庫の積み上がり観測が浮上。それを受けて原油は売られ、一時は49ドル台後半まで反落した。

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