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Oct

NY株式市場は連日の暴騰

user 著者 鳥羽賢

4日のNY株式市場は前日に続いて暴騰した。

ダウは2日間で1,500ドル超高

3日に英政府が減税案のうち最高税率を撤廃する部分を撤回したため、債券市場では国債利回りが急落。そして株式市場は地合が改善し3日からはリバウンド相場となっている。4日のNY株式市場も前日に続いて序盤から大幅上昇しダウ工業平均は節目の30,000ドルを回復。そのまま終盤まで30,000ドル台で推移し、終値は825ドル高と前日と合わせて1,500ドルを超える上昇幅となった。

今日の展望

今日は午後9時15分にアメリカの9月ADP雇用統計が発表されます。午後11時にアメリカの9月ISM非製造業景況指数が発表されます。

日本225(円)

場中に700円超上昇

すでに述べたように3日は英政府が減税案の一部撤回を発表したため、NYダウは765ドル高で終了。その流れから4日の東京株式市場は暴騰相場となった。日経225平均は448円高の26,653円で寄り付き、前場から後場を通して多くの買いが継続。終了間際に27,000円に接近したがわずかに届かず、777円高の26,992円で終了した。夕方以降の先物も緩やかながら上昇が続き、節目の27,000円を回復した。

豪ドル/円

豪中銀の利上げは小幅

豪中銀が4日午後0時半に政策金利を発表。予想の0.5%利上げに対し、発表はサプライズで0.25%の小幅利上げだった。政策金利発表前となった4日午前の豪ドル/円は94円10銭台で推移していたが、正午過ぎにサプライズで小幅利上げが発表されると豪ドルが50銭ほど下落した。しかしその後一時発表前の水準を上回ることもあるなど、午後から夜、そして5日未明にかけて上下を繰り返した。

NZドル/円

NZ中銀は0.5%利上げ発表

NZ中銀が5日午前10時に政策金利を発表し、予想通り0.5%の利上げで政策金利を3.5%とした。政策金利発表前となった4日のNZドル/円は、日中から夜を通して82円台で小動き。午後0時半の豪政策金利発表には多少の反応を見せた。そして5日午前10時にNZ政策金利が発表されると、利上げを受けて1円近く急騰して83円台になった。

WTI原油

リスク選好と減産見通しで上昇

5日に産油国が会合を開き今後の原油生産について協議する予定となっており、ここでは減産で合意されるのではないかとの見通しが出ている。産油国による減産見通しに加え、3日の英減税撤回発表後のリスク選好姿勢の回復も原油買いにつながった。日中は緩やかに上昇していたNY原油だが、夜になって跳ね上がり約2週間ぶりの高値となる86ドル台に到達。そのまま5日未明には86ドル台で落ち着いた。

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