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Apr

NY株式市場のリバウンドが続く

user 著者 鳥羽賢

8日はNY株式市場が大きく上昇した。

今週2度目の大幅上昇

アメリカではCOVID-19の流行が収束に向かうという期待が高まっており、その期待を受けて8日のNY株式市場は序盤から堅調。リバウンドは市場終盤まで続き、ダウ工業平均の終値は780ドル高の23,433ドルと6日月曜の1,627ドル高に続き今週2度目の大幅上昇の日となった。

今日の展望今日は午後3時にイギリスの2月GDPが発表されます。午後9時半にカナダの3月雇用統計が発表されます。

日本225(円)

3日連続上昇

前日のNYダウは26ドル安とわずかながら反落したものの、東京市場では日経225平均が97円高の19,047円と19,000円を回復してスタートした。開始直後には18,700円台まで落ち込んだものの、その後はリバウンドし後場になると一段と上昇。終値は403円高の19,353円となり今週は3日連続の上昇となった。しかし株式市場終了直後に先物に売りが入り、数百円下落して18,000円台まで後退する場面も見られた。

WTI原油

米在庫は記録的な伸び

米エネルギー情報局(EIA)が8日に週間原油在庫を発表し、予想の前週比970万バレル増に対し、発表は1,520万バレル増と記録的な伸びとなった。またガソリン在庫の方は、予想が前週比580万バレル増、発表が1,050万バレル増だった。8日日中から夜にかけて25ドル付近で推移していたNY原油は、米在庫発表後は下落し一時は23ドル台に。しかし9日未明になって現在行われている減産協議がまとまりそうだとの情報が流れ、26ドル台まで急騰した。

ポンド/円

リスク回避の円売りが進行

ポンド/円は8日日中は134円付近で小動き。そして夕方以降になると、株式市場のリバウンドが続いていることなどからリスク回避の円売りが進行し円安・ポンド安が進行。夜以降も上昇は止まらず、9日朝には135円をつけた。その一方でEUではCOVID-19の対策がまとまらないなどの問題が残り、ユーロ/円はあまり上昇は見られなかった。

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