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Jul

NY株式市場が大幅反発

user 著者 鳥羽賢

20日のNY株式市場は大幅反発した。

ダウは550ドル高

前日は世界的に感染が再拡大している懸念からダウが726ドル安と大幅下落したNY株式市場だが、20日になると前日下がったことから安値を拾う動きが拡大。ダウ工業平均は序盤から大幅に上昇し、一時は上げ幅が600ドルを超えて終値は550ドル高の34,511ドルだった。またS&P500指数は64.4ポイント上昇し、3月26日以来の上げ幅だった。

今日の展望

今日は午後5時に南アフリカの6月CPIが発表されます。

日本225(円)

NY株安を受け5日続落

すでに述べたように、前日のNYダウは感染再拡大懸念から726ドル安と大幅下落。その流れからこの日の東京市場も軟調な1日となり、日経225平均は301円安の27,351円で寄り付いた。しばらく安値で推移した後前場終了間際に上昇し27,500円台を回復したものの、後場になるとまた下落。終値は264円安の27,388円と先週から数えて5営業日連続下げとなった。

米ドル/円

110円近くまで反発

米ドル/円は前日にリスク回避の流れから109円近くまで下落したが、20日になると反発した。朝方に109円50銭だったレートはそのまま日中は109円台半ばで推移。そして午後9時半には米6月住宅着工件数が発表され、予想の年率159万件に対し発表は164万3000件と予想を上回った。この指標にはあまり反応しなかったものの、午後11時頃には米長期金利高を受け数十銭上昇し110円に接近した。

米ドルと反対に下げる

米ドルと反対に動くことが多い金だが、この日はそのセオリー通りに動いた。20日朝方には1,810ドル台後半にあったNY金は、日中はそのままの水準であまり動かずに推移。午後9時半に米住宅指標が発表され予想より低い数字が出ると多少上昇して1,820ドルを超えたものの、午後11時に米長期金利高から米ドルが上昇すると金は反対に下落し、1,810ドルを割った。

モデルナ

5営業日ぶりに下げる

モデルナはコロナワクチンの成功とS&P500指数への採用で、ここ数日暴騰。時価総額も1,000億ドル(約11兆円)を超えた。しかし20日にはNY株式市場全体は堅調だったが、連日の暴騰の反動でモデルナ株は軟調。株式市場前半には前日比10%近く高い342ドルまで上昇したものの、後半になって一気に崩れて終値は2%安の307.33ドルだった。

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