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28
Jan

NY株式市場が再開

user 著者 鳥羽賢

NY株式市場が21日になって再開された。

休場明けのNY株式市場は上昇

20日はプレジデンツ・デーで休場していたNY株式市場が、21日になって再開された。この日発表された小売大手の決算が好調だったことなどもあり、序盤から堅調な動きでダウ工業平均は8日連続で史上最高値を更新。そしてトランプ大統領は新たな不法移民対策を発表したものの、特に市場の混乱などは起こらなかった。

今日の展望

今日は午後6時半にイギリスの第4四半期GDP改定値が発表されます。

日本225(円)

円安進行に乗って続伸

前日はアメリカが祝日だったものの、FRBのフィラデルフィア連銀総裁が3月利上げに対し積極的な発言を行った。それを受けて午前中には円安・米ドル高が進行。寄り付きが前日比16円高の19,267円だった日経225平均は、円安を受けて上昇し前場には19,300円を超えた。後場になると19,300円台をキープし、130円高の19,381円まで上昇して終了。夕方以降の先物の時間は欧米株高などから、19,400円付近で22日朝まで推移。

WTI原油

減産期待表明で上昇

NY先物市場も21日は休場明けとなった。この日、OPECのバーキンド事務総長が、1月から実施されている減産へのさらなる期待を表明。事務総長の発言を受けてNY原油は上昇し、55ドル近くに。ただし12月からずっと55ドル付近のレジスタンスラインが超えられない状態が続いている。

天然ガス

気温上昇予想で10%近く暴落

アメリカで20日に流れた今後数週間の天気予報によると、気温が上昇していくとのことだった。気温上昇により暖房需要が後退する見通しが広がり、天然ガスに対する需要も大きく減退。先週17日には100BTU=283セント付近で取引を終えたNY天然ガスは、20日に休場。そして取引が再開された21日になると売りが殺到し、22日朝までに10%近く下落して255セント付近をつけた。250セントを割ると昨年6月以来の安値圏になる。

米ドル/円

午前中上昇後113円台後半で横ばい

すでに述べたように、20日中にFRBのフィラデルフィア連銀総裁が3月利上げに対し積極的な姿勢を見せる発言を行った。それを材料などに21日午前中にはドル買いが進行し、21日未明の113円台前半から午後には後半まで上昇。しかしその後は特に材料もなく、22日朝まで113円台後半で横ばい。米政府関係者が減税政策を発表する用意があると発言したことも、材料にはならなかった。

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