21日はNYダウが上昇した。
21日に日本の国会で首相指名選挙が行われ、高市氏が選出されて第104代内閣総理大臣に就任した。高市総理の就任後は、東証は下落し為替は円安に動いた。そのような状況だが米で今月1日から行われている政府機関の閉鎖がもうすぐ終わるという期待が高まっており、その期待を受けて21日のNYダウは序盤から上昇。一時は場中の最高値を更新して218ドル高の46,924ドルで終了し、3日連続高となった。
今日の展望
今日は午後3時にイギリスの9月消費者物価指数が発表されます。午後9時過ぎからECBのラガルド総裁が発言をします。
高市政権が成立するとの期待から前日・20日は大幅上昇した日経225平均は、21日は490円高の49,675円からスタート。前場は政権への期待から一段高となり、一時は49,945円の最高値をつけて50,000円まであとわずかに迫った。そして後場開始後に高市氏が総理に選出されたものの、材料出尽くし感からその後は下落。一時は前日終値を割って131円高の49,316円で終了した。
米ドル/円は21日朝方には1ドル=150円70銭付近にあったが、高市総理が選出される見通しから首相指名選挙前の午前中から円安が進行して選挙開始前には151円になった。そして午後1時すぎには選挙の結果が確定し、高市氏が総理に選出された。高市氏の政策は今後の財政懸念を高めるものが多いため、選出後は円安が進行。夜には152円台をつけたがそこで円安は一旦止まり、22日未明は主に151円台後半で推移した。
9月からの約1ヶ月半で急上昇してきた金価格だが、ここに来てついに大幅調整が入った。21日未明には4,380ドルまで上昇して最高値を更新したNY金は、午前中から緩やかに下落。午後になると利益確定売りが増えて下げが加速し、夜には一時4,100ドルを割った。22日は4,100ドルよりやや高い水準で推移した後、午前9時頃には4,000ドル近くまで急落。直近24時間の下落率は5%を超えた。
21日朝方に1,630万円だったビットコインは、午前中に30万円ほど下落。午後から夕方にかけて緩やかに反発した後、午後11時頃から2~3時間急上昇して1,730万円をつけた。この動きは金価格の下落のため、逃避資産買いの動きがビットコインの方に流れたのではないかとの見方がある。だがその後は急反落して22日朝方までに元の水準に戻る荒い値動きだった。(注:チャートは米ドル表記です)
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。