1日にNYダウが一時36,000ドルをつけた。
31日に日本の総選挙が行われ、与党の自公が多少減らしつつも過半数を大きく超える議席を維持した。政局安定を受けて週明け1日の東京株式市場では買いが殺到し、日経225平均は700円以上上昇して終了。NY株式市場も先週後半の堅調な展開が継続してダウ工業平均は開始直後に史上初となる36,000ドルを突破。しかしその後は伸び悩み、終値は94ドル高の35,913ドルと36,000ドルは維持できなかった。
今日の展望
今日は午後0時半にオーストラリアの政策金利が発表されます。
すでに述べたように31日に行われた総選挙では与党の自公が多少議席を減らしつつも、過半数を遥かに超える議席を確保して圧勝した。政局安定によって安心感が広がった東京株式市場は、1日は日経225平均が438円高の29,330円で寄り付くなど序盤から暴騰。直後に29,500円付近まで上昇し、その後は前場から後場にかけて29,500円台から600円台の高値で推移。終値は755円高の29,647円だった。
中国が週末31日に燃料価格安定を目的としてガソリンの備蓄を放出。しかしこの動きは原油相場にあまり影響がなく、週明けのNY原油は先週終了時と同じ83ドル台からスタート。日中はあまり動きがなかったものの、夕方以降は今週4日に開催される産油国の会合で追加増産が見送られるとの観測から上昇。84ドルを突破して85ドルに接近したが、そこで跳ね返され2日未明は84ドル台前半に留まった。
世界的な需給ひっ迫懸念が台頭しているため、最近になって小麦価格がまた上昇している。週明けは1ブッシェル=7.7ドル台からスタートしたシカゴ小麦だが、サウジアラビアが多く買い付けたなどの情報を材料に夕方以降上昇。夜には一時2012年以来9年ぶりとなる8ドルをつけた。
最近の円安傾向に加えてスイスフランは逃避通貨として買われる傾向が強く、円安・フラン高が続いている。1日朝は124円台半ばから始まったスイスフラン/円は、日中から夜にかけて一貫して上昇。午後5時半にはスイスの10月製造業PMIが発表され予想を下回る65.4だったが、フランの上昇は止まらず。2日未明には125円台半ばをつけて2015年以来のフラン高水準となった。
この書類に含まれる素材はiFOREXではなく、独立した第3機関により作成されたもので、いかなる場合においても、直接的・間接的、明示的・暗示的にかかわらず、投資に対する助言や、金融商品に関する投資戦略の推奨、提案として解釈すべきものではありません。この書類に含まれる過去の実績や、それに基づくシミュレーションは将来の成果を保障するものではありません。
すべての免責事項はこちらをクリックしてご確認ください。