1日でNYダウは8営業日連続高となった。
1日夜に発表された米4月ISM製造業景況指数は、予想を上回る48.7だった。この統計がNY株式市場にとって好材料となりこの日のダウは序盤から終盤を通してプラス圏で推移。しかし大きな上昇にはならず83ドル高で終了し、先週から数えて8営業日連続の上昇となった。また2日午後9時半には米4月雇用統計の発表が予定されており、前月比13万人増と予想されている。
今日の展望
今日は午後9時半にアメリカの4月雇用統計が発表されます。
前日のNYダウは141ドル高で終わり、その流れからこの日の東証では日経225平均が152円高の36,197円で寄り付き。前場は36,000円台前半で細かい動きが続いた後、昼休み中に日銀が金利据え置きを発表した。同時に今後の利上げペースが遅くなるとの観測が高まり、発表後は円安が進行。円安を受けて後場は上昇し終値は407円高の36,452円だった。夕方以降の先物も円安の進行とともに上昇が続き一時は37,000円をつけた。
日銀の政策金利発表を控えた1日午前中の米ドル/円は1ドル=143円台前半で小動き。そして正午頃に発表された金利は予想通り0.5%のまま据え置きだった。だが同時に発表された展望レポートで今年度と来年度の成長率・インフレ見通しが下方修正されていたことで、今後は利上げペースが鈍化するとの見通しが台頭。発表後は日中から夜まで一貫して円安に動き、145円50銭付近でようやく落ち着いた。
前日にサウジが6月以降に原油を増産するとの報道が流れたことで、NY原油は1日朝方までに58ドル台まで下落。下げは1日日中も続き夕方頃には一時56ドル台をつけた。しかしその後、米がイランに対して追加制裁を検討しているとの情報が流れ、それが原油買い材料となってその後は急反発。反発は2日未明まで続き、朝方には59ドルを回復して60ドルに接近した。
仮想通貨市場も株式市場と同様に4月上旬に相互関税が発表された直後に暴落したが、その後は関税の一部停止などを受けてリバウンドが続いている。1日朝方には1,350万円だったビットコインは、この日も日中から夜まで上昇が継続。また日銀の金利据え置き発表後の円安も円建てビットコイン価格を押し上げる材料となり、夜には3月上旬以来2ヶ月ぶりに1,400万円をつけた。(注:チャートは米ドル表記です)
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