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24
Jul

NYの3指数が最高値更新

user 著者 鳥羽賢

23日はNY株式市場の3指数が全て最高値を更新した。

S&P500は4,400を突破

米経済の回復期待を受け、23日もNY株式市場は堅調な相場が継続。ダウ工業平均は序盤から35,000ドル台を中心とした動きが続き、終値は238ドル高の35,061ドルと史上初めて終値ベースで35,000ドルを超えた。そしてS&P500指数は終値が44ポイント高の4,411、NASDAQ総合指数は152ポイント高の14,836と主要3指数が揃って史上最高値を更新した。

来週月曜の展望

来週月曜は午後11時にアメリカの6月新築住宅販売件数が発表されます。

日本225(円)

緩やかな上昇が継続

日本が祝日で株式・先物市場が休場していた23日だが、シカゴなど海外の日経225先物は取引が行われた。23日朝方には28,000円付近にあった先物は、日中には緩やかに上昇。夜以降のNY株式市場の上昇を受けて続伸し、24日未明には一時28,200円を突破。そのまま28,200円付近で今週を終えた。

米ドル/円

110円台半ばまで上昇

前日には110円よりやや高い水準で横ばいだった米ドル/円は、23日になるとリスク選好姿勢の拡大で米ドルが買われ上昇。また米長期金利が上昇し1.3%に接近したことも、米ドル買いを後押しした。日中から夕方過ぎにかけて米ドル買いが続き、夜には110円50銭台に到達。しかし午後10時45分に発表された米7月サービス業PMIが予想を下回ったことから、その後は今週終了時まで110円50銭で横ばいが続いた。

ポンド/円

英小売売上高には反応なし

ポンド/円は23日午前中は151円70銭付近で小動き。そして午後3時には英6月小売売上高が発表され、予想の前月比0.4%増に対し、発表は0.5%増とやや上回った。その一方で自動車を除いた数字では、予想が前月比0.6%増、結果が0.3%増と予想を下回った。しかしこの数字にはポンドはほとんど反応せず、その後もしばらくは151円70銭付近で推移。午後9時頃には数十銭上昇して152円台になり、24日未明は152円付近に留まった。

モデルナ

上昇止まらず7.8%高

コロナワクチンの成功で株価が高騰しているモデルナだが、先週末にはS&P500指数に採用されると決定したことで今週は特に大きく上がっている。前日は323.48ドルで終了した同社の株は、NY株式市場全体の堅調な流れもあって23日も序盤から上昇。終了間際には350ドルに接近し、終値は7.8%高の348.83ドルだった。

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