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Jul

NY株式市場休場で金融市場は閑散

user 著者 鳥羽賢

3日はNY株式市場が休場だった。

他の金融市場にもあまり動きがなかった

3日はアメリカが独立記念日の振替休日であり、NY株式市場は休場した。そのため為替、先物、仮想通貨など他の金融市場にも大きな動きがなく、全体的にボラティリティの低い1日だった。来週はオーストラリアの政策金利発表があるものの、それ以外に主要国の政策金利発表もなくまた重要な経済指標発表も少ない。

来週月曜の展望
来週月曜は午後9時にドイツの6月CPIが発表されます。

日本225(円)

後場に大きく上昇

前日発表された米6月雇用統計は予想を上回る増加で、NY株式市場が序盤は大きく上昇したが終盤になって値を崩しダウは92ドル高で終了した。その流れからこの日の日経225平均は121円高の22,266円で寄り付き、終始前日比プラス圏で推移。前場から後場開始直後にかけて緩やかな下落が続いたものの、終了間際に大きく上昇し終値は160円高の22,306円だった。

ユーロ/円

ユーロ圏のサービス業PMIは堅調

ユーロ圏の6月サービス業PMIが3日午後5時に発表され、予想の47.3に対し発表は48.3と予想を上回った。またその直前には独仏の同じ指標が発表され、ドイツは予想が45.8、結果が47.3とこちらも良好だった。さらにフランスも予想を上回る数字だった。日中は120円80銭付近でほぼ横ばいだったユーロ/円は、これらの指標にも目立った反応はなくそのまま4日朝まで120円70~80銭での推移が続いた。

トルコリラ/円

トルコのインフレ率が上昇

トルコが3日午後4時に6月CPI(消費者物価指数)を発表し、予想の前年同月比+12.09%に対し発表は+12.62%だった。また同時に発表された6月PPI(生産者物価指数)も前月より高くなっていた。午前中から午後にかけて1リラ=15円70銭台で小幅な動きに留まっていたトルコリラ/円は、この指標に対しても特に反応はなかった。その後夜以降に下げたが10銭程度の小さな動きに留まり、そのまま今週を終えた。

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