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26
Feb

NY株式市場は連日の暴落

user 著者 鳥羽賢

25日もNY株式市場は暴落した。

米でもCOVID-19感染者が見つかる

24日はCOVID-19の世界経済への影響を懸念してダウ工業平均が1,031ドル安と暴落。そして25日になると米国内で53人のCOVID-19感染者が見つかったことから懸念は一層高まった。NY株式市場の開始直後にはダウが前日比プラス圏まで戻る場面もあったものの、その後は序盤から終盤まで一貫して下落し最終的には879ドル安と連日の暴落。NASDAQ総合指数も連日の大幅下落で9,000を割った。

今日の展望今日は午後12時にアメリカの1月新築住宅販売件数が発表されます。

日本225(円)

今年最大の781円安

前日は日本が休場していたが、すでに述べたようにNYダウは1,031ドル安と暴落。東京株式市場のルールのため開始直後は寄り付かない銘柄が多くこの日の日経225平均は436円安の22,950円からスタートしたものの、その後個別銘柄が寄り付くと前日比1,000円近く安い22,300円台まで下落した。しかし寄り付き後は特に前場にリバウンドがあり、終値は781円安の22,605円と安値から300円近く高かったがそれでも今年最大の下落幅となった。

株安続くも金も下落

最近1~2週間は世界経済への不安が高まり株式市場も軟調だったことで、逃避資産としての金が買われ続けて24日にはNY金が1,680ドルをつけた。25日朝には1,650ドル付近にあった金価格だが、株安はこの日も続いた一方で金は利益確定売りが優勢で日中から夜まで緩やかながら下落が継続。26日未明には一時急落して1,630ドルをつけた。

WTI原油

大幅下落し50ドル割れ

COVID-19の感染が中東や欧州、さらに25日になってアメリカでも広がりつつあることで、原油需要の減退観測は一層高まっている。25日朝には51ドル台半ばにあったNY原油は、日中にはやや上昇し52ドルに。だが夕方以降は下落に転じ、NY株式市場が開いている夜以降は一段と下落し一時は約2週間ぶりに50ドルを割って49ドル台になった。しかし26日朝にかけてややリバウンドし50ドルを回復している。

ビットコイン(日本円)

3週間ぶりの安値

金と同様に逃避資産としての性格を強めているビットコインは、今年になってからリスク回避の買いが入り一時110万円をつけていた。25日朝には106万円だったレートは、この日も株安が続いたものの金と同様に利益確定売りなどが入り特に夕方以降下落。26日朝までに101万円まで下がり約3週間ぶりの安値水準となった。

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