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26
Sep

NY株式市場が大幅高

user 著者 鳥羽賢

25日のNY株式市場は大幅高となった。

IT株を中心に買い

9月になって軟調な動きが続いているNY株式市場だが、25日には上昇に転じた。この日午後9時半に発表された米8月耐久財受注は、予想の前月比1.5%増に対し発表は0.4%増と予想を下回った。NY株式市場はその影響で序盤軟調だったものの、中盤以降は一貫して上昇。特にIT銘柄を中心に買いが多く入り、ダウ工業平均は352ドル高と今月10日以来の上げ幅で終了した。

来週月曜の展望

来週月曜は午後10時45分からECBのラガルド総裁が発言をします。午後11時から英中銀のベイリー総裁が発言をします。

日本225(円)

夕方に先物下落

前日のNYダウは52ドル高と小幅上昇し、その流れから東京市場では日経225平均が130円高の23,217円で寄り付き。場中は前場から後場にかけて大きな動きがなく、23,200円付近での横ばいが続き終値は104円高の23,192円だった。夕方頃には先物が一旦下落し22,800円台まで落ち込んだものの、夜以降はNY株高を受け反騰し23,000円を回復。今週の終値は23,100円台だった。

ユーロ/円

感染拡大を受け下げる

欧州ではCOVID-19の感染者数が再び増加しており、ロックダウンなどの再導入を検討する国・地域が増えている。25日朝方には123円台前半にあったユーロ/円は、感染拡大への懸念から緩やかながら終日下落。夜になると122円台になり、そのまま26日未明には122円台後半で推移した。今週はずっと122円50銭付近がサポートラインになっており、軟調な展開ながら122円台前半はつけないまま終了した。

米ドル/トルコリラ

午後にまとまったリラ買い

前日にはサプライズで2%の利上げを発表したトルコの通貨リラは、利上げ直後には一旦上昇した。25日朝方から昼過ぎまでしばらく1米ドル=7.63リラ付近で横ばいが続いた後、午後3時頃にまとまったリラ買いが入り今月17日以来となる7.51リラ台までリラ高になった。しかしその水準を維持できずに夜以降はまたリラが下落し、今週終了時までに7.67リラと25日朝方よりリラ安の水準になった。

WTI原油

リグ掘削数増で小幅下落

NY原油は25日朝方には40ドル30セント付近にあったが、その後は夜まで40ドル台前半で小幅に上下。そして夜には米国内の石油掘削リグ稼働数が発表され、前週比4基増の183基だった。この統計や欧州の景気後退・原油需要減退懸念から夜になって下落し、一時は40ドルを割り込んだ。しかし26日未明になってやや反騰し、40ドル付近で今週を終了。

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